2002年4月

今月のベストワインですが、

Daniel Barraud Pouilly-Fuissé Les Crays Vieilles Vignes '00

にしたいと思います。今月はセラー整理のため、割と高いワインが続き、推薦マークがついたワインがわずか2本のみという事態になってしまいました。しかしながら、どちらも価格の割に素晴らしいワインで、どちらをベストワインにするか悩んだのですが、現時点で入手しやすいバローのプイィ・フュイッセ・レ・クレイ古木 '00 を選びました。

 

4/28(Sun)

銘柄

Fabrice Vigot Echézeaux Grand Cru '99
ファブリス・ヴィゴー エシェゾー特級 '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方ヴォーヌ・ロマネ村及びフラジェ・エシェゾー村

価格

E

評価

Chobi  85

説明

ファブリス・ヴィゴーはヴォーヌ・ロマネ村の生産者で、エシェゾー、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュを生産しており、生産量は僅か15,000本。うち、海外に輸出されるのは2割。99年のワインは、ルイ・ラトゥールの他、ドミニク・ローランも買い付けたそうです。
以前に、ワイン・ショップの有料テイスティングで飲んだ感じでは、少し閉じ気味だったので、2時間前に抜栓してカラフェに移してから飲みました。抜栓直後に比べるとずっと良くなりましたが、同じ生産者のヴォーヌ・ロマネと比べて値段の差ほどのことは無いので、私としてはヴォーヌ・ロマネをお薦めします。

感想

色調はやや薄目のルビー色です。ダークチェリーのような香がしますが、少し閉じ気味です。ミディアム・ボディで、まだ少しタンニンが強めですが、充分な果実味があるのでバランスはとれています。フィニッシュは長く、心地良いものです。

 

4/27(Sat)

銘柄

Mikulski Meursault 1er Cru Le Poruzot '98
ミクルスキー ムルソー一級ポリュゾ '98

産地

フランス、ブルゴーニュ地方ムルソー村

価格

E

評価

Chobi 88

説明

最近人気急上昇のミクルスキの一級物です。噴いた形跡があったので心配したのですが、味に異常は感じられず、ほっとしました。以前に同じワインの '99 を飲みましたが、わずかながらこの '98 の方が優れているように思いました。

感想

色調はやや濃いめの金色です。蜂蜜やナッツ、洋梨のような香りがします。ボディはミディアムからフルで、ほど良い酸とたっぷりの果実味が絶妙なバランスをとっています。フィニッシュも長く心地よいものです。あえて難を探せば、酸が少し洗練されていないところでしょうか。

 

4/25(Thu)

銘柄

Dard et Ribo Saint-Joseph '00
ダール・エ・リボ サン・ジョセフ '00

産地

フランス、ローヌ地方サン・ジョセフ地区

価格

C

評価

Chobi 82

説明

4/14に飲んだクローズ・エルミタージュよりは良いのですが、どうもこの生産者の味わいは好きになれません。

感想

以前に飲んだ同じ生産者のクローズ・エルミタージュ同様、樟脳のような独特の香がします。味わいは甘さを抜いたブドウジュースという感じで、アルコール度数13%にしては、ボディが軽く感じます。

 

4/22(Mon)

昨日、20日に開けたルロワのコルトン・シャルルマーニュの残りを飲みました。ヴァキュヴァンを使ったのですが、一晩経つと香は失せて、酸も緩み、飲むも無惨(?)なワインとなってしまいました。

銘柄

Nicolas Potel Clos St.-Denis Grand Cru '99
ニコラ・ポテル クロ・サン・ドニ特級 '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方モレ・サン・ドニ村

価格

E

評価

Chobi  90   (WA92-93)

説明

'97よりワインを造り始めた新進気鋭のネゴシアン、ニコラ・ポテルのグラン・クリュです。なかでもこのクロ・サン・ドニはワイン・アドヴォケイト誌で最も評価の高かったものです。本当はセラーでもっと寝かせてから飲みたかったのですが、セラーが満杯になってきたのでやむなく飲みました。

感想

色調は濃いめのルビー色です。熟したプラムのような良い香が印象的です。ミディアム・ボディで、果実味の凝縮感が強いワインで、タンニンはすでに柔らかく、酸は程良い感じです。甘酸っぱいフィニッシュが長く続きます。もっと置いておけばさらに良くなるのでしょうけれど、今飲んでもおいしいワインです。

 

4/20(Sat)

今日は結婚記念日を前倒ししてお祝いしようということで、とっておきを開けました。

銘柄

Domaine Leroy Corton-Charlemagne Grand Cru '90
ドメーヌ・ルロワ コルトン・シャルルマーニュ特級 '90

産地

フランス、ブルゴーニュ地方アロス・コルトン村、ペルナン・ベルジュレス村及びラドワ・セリニ村

価格

EE

評価

Chobi 94    (WA91)

説明

ルロワのコルトン・シャルルマーニュにはドメーヌ物とネゴシアン物がありますが、今回飲んだものは、ドメーヌ物のファースト・ヴィンテージ(だったと思います)です。

感想

色調はやや濃いめの金色です。モカやナッツのような熟成香が印象的です。ミディアム・ボディで、引き締まった酸があり、心地よいフィニッシュがいつまでも続くかのようです。欲を言えば、オイリーな感じがもっとあれば言うこと無かったのですが。

 

4/17(Wed)

銘柄

Michel Niellon Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Champs Gain '99
ミシェル・ニーヨン シャサーニュ・モンラッシェ一級シャン・ガン '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方シャサーニュ・モンラッシェ村

価格

E

評価

Chobi 87    (WA89, IWC87, WS94)

説明

ブルゴーニュ白ではベスト5に入る生産者ニーヨンの一級物です。

感想

色調は淡い金色です。キャラメルやナッツ、洋梨のような香りがします。ミディアムボディで、バランス的に少し酸が強い感じもしますが、たっぷりの果実味がそれを覆い隠してくれます。フィニッシュは長く心地よいものです。

 

4/14(Sun)

銘柄

Dard et Ribo Crozes Hermitage '00
ダール・エ・リボ クローズ・エルミタージュ '00

産地

フランス、ローヌ地方クローズ・エルミタージュ地区

価格

C

評価

Chobi 80

説明

ダール・エ・リボはビオディナミを実践している生産者で、SO2の添加もしないそうです。かなり独特の味わいのワインで、熱烈な支持者がいるようですが、私はちょっと好みに合いませんでした。私の評価は好みに合わなかった分、辛目になっていると理解して下さい。

感想

色調は濃いルビー色です。香は独特で、うまく表現できませんが、ナフタリンやシナモンのような感じです。ミディアム・ボディでタンニンは柔らかく、味わいとしてはボジョレー・ヌーヴォーを濃くした感じです。

 

4/13(Sat)

銘柄

Drouhin-Laroze Bonnes Mares Grand Cru '98
ドルーアン=ラローズ ボンヌ・マール特級'98

産地

フランス、ブルゴーニュ地方シャンボール・ミュジニ村及びモレ・サン・ドニ村

価格

E

評価

Chobi 86

説明

ワイナート誌第9号で、ボンヌマールの第1位に選ばれたワインです。確かにおいしいのですが、良くできた村物といった印象で、グラン・クリュの風格を感じさせるワインではありません。

感想

色調は薄目のルビー色で、わずかにオレンジがかっています。香はプラムや土のようです。ミディアム・ボディで、果実味と酸、タンニンのバランスがとれていますが、小さくまとまっている感じがします。

 

4/10(Wed)

銘柄

Cordier Pouilly-Fuissé Juliette la Grande '98
コルディエ プイィ・フュイッセ・ジュリエット・ラ・グランド '98

産地

フランス、ブルゴーニュ地方マコン地区

価格

E

評価

Chobi 90    (WA94)

説明

ジュリエット・ラ・グランドはブドウの出来が良かった年のみ造られるスペシャルキュヴェです。通常のキュヴェの倍以上ですが、それだけの価値はあるな、と思いました。

感想

色調はやや濃いめの金色です。洋梨やバター、ナッツのような香りがします。フルボディで、果実味の凝縮感に圧倒されます。酸は程良い感じで今でも楽しめますが、今後数年にわたってさらに良くなりそうです。

 

4/9(Tue)

銘柄

Daniel Barraud Pouilly-Fuissé Les Crays Vieilles Vignes '00
ダニエル・バロー プイィ・フュイッセ・レ・クレイ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方マコン地区

価格

C

評価

Chobi 87◎    (WA92)

説明

名手ダニエル・バローは'99年に引き続き'00年にも素晴らしいワインを造りました。しかし、どちらかというと'99の方が早くから楽しめるようです。

感想

色調は淡い金色です。埃っぽい香が支配的で、これに洋梨やバターのような香が加わります。ミディアムボディで、果実味の凝縮感はたっぷりですが、バランス的に酸が強い感じです。今でも楽しめますが、飲み頃は3-4年先でしょう。

 

4/6(Sat)

近くのビストロにワインを持ち込んで、妻と一緒に飲みました。

銘柄

Marc Morey Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot '96
マルク・モレ シャサーニュ・モンラッシェ一級モルジョ '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方シャサーニュ・モンラッシェ村

価格

D

評価

Chobi 89◎    (WA92 IWC90)

説明

マルク・モレはシャサーニュの優良生産者で、派手さはありませんが非常に優れたワインを作り出します。

感想

色調は淡い金色です。プリン、バター、アプリコットのような熟成香がします。ミディアムからフルボディで、酸は程良く、オイリーな感じも割とあります。長く心地よいフィニッシュが続きます。今がまさにピークでしょう。

 

4/5(Fri)

今日、阪急三番街のフェルタでド・ヴィレーヌのブルゴーニュ・ラディゴワーヌ '00を飲みました。このワインは、'99 を飲んだ時にはあまり感心しなかったのですが、'00 は香もダーク・チェリーのような甘い香りがして、果実味がたっぷりの良いワインでした。とはいうものの、家に帰ってペロミノのマゾワイエール・シャンベルタン '99 を飲むと、やはり格の差を感じました。

銘柄

Henri Perrot-Minot Mazoyeres-Chambertin Grand Cru '99
アンリ・ペロミノ マゾワイエール・シャンベルタン特級 '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方ジヴレイ・シャンベルタン村

価格

E

評価

Chobi 88    (WA(90-92), IWC92(+?))

説明

マゾワイエール・シャンベルタンはシャルム・シャンベルタンとして売ることができるため、この名前で売られているのは、ペロミノ以外はほとんど見かけません。

感想

色調はピノ・ノワールにしては非常に濃いルビー色です。プラムやダークチェリーのような香が印象的です。フルボディで、少しオークの風味が強い感じがしますが、果実味がたっぷりしておりバランスがとれています。今でも十分楽しめますが、もう5年くらい先がピークではないでしょうか。

 

4/3(Wed)

銘柄

De Ladoucette Pouilly Fumé Baron de L '97
ド・ラドゥセット ピイィ・フュメ・バロン・ド・エル '97

産地

フランス、ロワール地方

価格

D

評価

Chobi 87

説明

プイィ・フュメではダギュノーのシレックスに次ぐ評価を得ているラドゥセットの筆頭キュヴェです。通常8,000円近い値段がついているのですが、運良く安く購入できました。

感想

色調はやや緑がかった淡い金色です。グレープフルーツや夏草、ハーブのような香りです。酸がしっかりしており、果実味の凝縮感も充分で、非常に優れたワインでした。

 

4/1(Mon)

今日は昇進祝いにとっておきを開けました。

銘柄

Joseph Drouhin Montrachet Grand Cru Marquis de Laguiche '85
ジョゼフ・ドルーアン モンラッシェ・マルキ・ド・ラギッシュ '85

産地

フランス、ブルゴーニュ地方シャサーニュ・モンラッシェ村及びピュリニー・モンラッシェ村

価格

EE

評価

Chobi 94

説明

パーカーがその著書 Burgundy の中で、absolutely sensational と評したドルーアンのモンラッシェ・マルキ・ド・ラギッシュ '85です。少し噴きこぼれた跡があったので心配したのですが、異常は感じられず、ほっとしました。

感想

色調はいかにも熟成した感じの麦藁色です。モカや蜂蜜のような熟成香が印象的です。フルボディで、いまだにしっかりとした酸があり、ミネラル感と同時にオイリーな感じもあります。力強く長いフィニッシュが印象的です。