2002年6月

今月のベスト・ワインですが、

Verget Chablis 1er Cru Vaillons '00
ヴェルジェ シャブリ一級ヴァイヨン '00

にしたいと思います。ソーヴィニヨン・ブランを思わせるキリッとした味わいのシャブリでした。同じ生産者のシャブリ・テロワール・ド・シャブリ Chablis Terroir de Chablis '00 も同様の味わいでしたので、2000年のヴェルジェのシャブリに共通した味わいなのかもしれません。

 

6/30(Sun)

今日でワールド・カップも終りですね。放送開始前に近所のビストロにワインを持ち込んで楽しみました。

銘柄

Château Laville-Haut-Brion '93
シャトー・ラヴィユ・オー・ブリオン '93

産地

フランス、ボルドー地方ペサック・レオニャン地区

価格

E

評価

Chobi  76?   (WA90)

説明

ボルドーの辛口白ではオー・ブリオンと並び賞されるラヴィユ・オー・ブリオンですが、残念ながら酸化したニュアンスがありました。これがこのワイン本来の実力ではないだろうと思うのですが、全然駄目でした。
なお、輸入元はスマイル(東京都豊島区)でした。

感想

色調はわずかにグリーンがかった薄い金色です。シェリーのようなひねた香が若干します。ミディアムボディで、味わいにも酸化したニュアンスがあり、あまり楽しめませんでした。

 

6/28(Fri)

昨日の残りでは少し物足りなかったので、もう一本開けました。

銘柄

Roumier Morey-St.-Denis 1er Cru Clos de la Bussière '99
ルーミエ モレ・サン・ドニ一級クロ・ド・ラ・ブシエール '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ・地区モレ・サン・ドニ村

価格

D

評価

Chobi 87    (IWC87(+?), WS89)

説明

モレ・サン・ドニ一級クロ・ド・ラ・ブシエールはルーミエのモノ・ポールで、'99は1,340ケースつくられました。私は結構安く入手できたので不満はないのですが、はっきり言って5,000円以上支払う価値があるかどうか疑問です。
(6/29追記)翌日飲むと、果実味が前面に出てきてバランスが大幅に改善し、おいしく飲めました。このため得点を85点から上方修正しました。この味なら6,000円ぐらいはだしてもいいかな、という気がします。

感想

色調は濃いめのルビー色です。ダークチェリーやバニラのような香がします。ミディアムボディで、果実味はそこそこありますが、タンニンが強く、鉄っぽい味がやや目立ちます。今飲むにはいかにも早すぎる感じです。

 

6/27(Thu)

大阪はかなり涼しい日が続いています。最近赤を買い込んでしまったので、今日も赤を飲むことにしました。

銘柄

Louis Jadot Clos de la Roche Grand Cru '96
ルイ・ジャド クロ・ド・ラ・ロシュ特級 '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区モレ・サン・ドニ村

価格

D

評価

Chobi 89◎    (WA(89-91), IWC88-90)

説明

ジャドのクロ・ド・ラ・ロシュは通常10,000円近くするはずなのですが、なぜか4,980円で買えました。まあ、8,000円までで買えるなら納得の味ではないかと思います。

感想

色調はわずかにオレンジがかった濃いめのルビー色です。ダークチェリー、バニラ、ドライフルーツのような香が印象的です。ミディアム・ボディで、タンニンはかなりこなれており、酸はしっかりとしていますが、果実味と良くバランスがとれています。今熟成のピークにさしかかったところという感じがします。

 

6/25(Tue)

息子がハイハイをできるようになったので、取っておきを開けました。

銘柄

Claude Dugat Gevrey-Chambertin '00
クロード・デュガ ジュヴレイ・シャンベルタン '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレイ・シャンベルタン村

価格

E

評価

Chobi  88   (IWC87-89)

説明

2000年ヴィンテージから、デュガは大きく値上げしました。このワインは優れたワインですが、ちょっと高すぎるように思いました。

感想

色調はピノ・ノワールとしては濃いめのルビー色です。ダークチェリーや土の香がします。ミディアムからフルボディで、デュガ特有の果実味が爆発する感じの味わいです。酸、タンニンとも十分ですが、果実味の凝縮感が強いため、あまりそれを感じません。値段がもう少し安ければ良かったのですが。

 

6/22(Sat)

随分と暑くなってきて、白を飲みたい季節なのですが、今月は赤を随分買い込んでしまったため、今日みたいに比較的涼しい日には赤を飲んで片づけていかないといけません。

銘柄

Dugat-Py Bourgogne Rouge '96
デュガ・ピィ ブルゴーニュ・ルージュ '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方

価格

D

評価

Chobi 87

説明

デュガ・ピィのブルゴーニュ・ルージュは去年'98と'99を飲みましたが、いずれも固く今ひとつ納得のいかない味わいでした。しかし、今回久しぶりに立ち寄ったショップで見つけた'96は素晴らしい味わいでした。これまで飲んだACブルゴーニュの赤の中ではDugatの'99が最高でしたが、それをも凌ぐ出来映えです。

感想

色調はオレンジがかった淡いルビー色です。プラムやドライフルーツのような熟成した香がします。抜栓直後は酸が目立ちましたが、時間の経過とともにバランスが良くなり、ミディアムボディの果実味あふれた素晴らしい味わいとなりました。グラン・クリュと比べると凝縮感で劣るのは仕方のないところですが、ACブルゴーニュの域を超えたワインでした。

 

6/19(Wed)

銘柄

Verget Chablis 1er Cru Vaillons '00
ヴェルジェ シャブリ一級ヴァイヨン '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方シャブリ地区

価格

C

評価

Chobi  87◎   (WA91+, IWC89-92)

説明

ヴェルジェのシャブリの'00は結構出来が良かったらしく、Guffens 氏は'00ヴィンテージについて、コート・ド・ボーヌは20点満点の14点だが、シャブリは16.5点だと発言しています。

感想

色調は緑がかった淡い金色です。グレープフルーツや石灰のような香がします。ライトからミディアム・ボディで、果実味の凝縮感はそこそこあり、フレッシュな酸が印象的で、ソーヴィニヨン・ブランを思わせる味わいです。残念なのは、余韻が短いことで、そうでなければもう少し高い点数にしたのですが。

 

6/18(Tue)

サッカー・ワールド・カップ日本代表、残念でした。日本代表の健闘を讃えて、とっておきを開けることにしました。今月はサッカー・ワールド・カップ日本代表の活躍やら、父の日やらで高いワインを開けることが多かったです。

銘柄

Comte Lafon Volnay 1er Cru Santenots du Milieu '96
コント・ラフォン ヴォルネイ一級サントノ・デュ・ミリュー '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村

価格

E

評価

Chobi 89    (WA(92-94), IWC92, WS89)

説明

ブルゴーニュ白の名手コント・ラフォンの赤ワインです。ムルソー村の中でも、ヴォルネイ村寄りの一級畑から産する赤ワインはヴォルネイ・サントノを名乗ることになります。
ブルゴーニュ赤の'96はかなり晩熟なようで、去年開けた何本かもまだピークを迎えていない感じでしたし、このワインも早すぎた感じです。

感想

色調はやや濃いめのルビー色です。土や獣、ダークチェリーのような香がします。ミディアム〜フルボディで、果実味は充分で、酸はしっかりとしています。タンニンは若干強めで、本来の飲み頃はまだ3〜5年先だったような気がします。

 

6/16(Sun)

息子が生まれてから初めて迎える父の日ということで、とっておきを開けました。

銘柄

Domaine de la Romanée-Conti Richebourg Gtand Cru '87
ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ リシュブール特級 '87

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ村

価格

EE

評価

Chobi 94    (WA93, WS89)

説明

DRCの'87は以前にラ・ターシェを飲みましたが、酸が突出しており、もう一つでした。しかし、今回のリシュブールは、少し酸が強めかなと言う印象はありましたが、非常にバランス良くおいしかったです。

感想

色調はかなりオレンジがかった淡いルビー色です。ドライフルーツやシロップ漬けの果物のような良い香がします。ミディアム・ボディで、酸はまだしっかりしており、タンニンは柔らかくなっています。フィニッシュも長く心地よいもので、素晴らしいワインでした。

 

6/14(Fri)

サッカー・ワールド・カップ日本代表の決勝トーナメント進出を祝ってとっておきを開けたのですが...
ワインメモを更新しましたので、関心のある方はご覧下さい。

銘柄

Louis Latour Chevalier-Montrachet Garnd Cru Les Demoiselles '89
ルイ・ラトゥール シュヴァリエ・モンラッシェ特級ル・ドモワゼル '89

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ピュリニー・モンラッシェ村

価格

EE

評価

Chobi 91    (WA97)

説明

ルイ・ラトゥールのドメーヌ物としては、コルトン・シャルルマーニュと双璧のシュヴァリエ・モンラッシェ特級ル・ドモワゼルです。ルイ・ラトゥールの'89はネゴシアン物であるモンラッシェとバタール・モンラッシェが出色の出来だっただけに期待していたのですが、期待していたほどではありませんでした。保存状態が悪かったのでしょうか。

感想

色調は琥珀色と言っても良い濃いめの金色です。モカ、バニラ、蜂蜜のような良い香がします。ミディアム・ボディで、そこそこの凝縮感はありますが、同じヴィンテージの Louis Latour の Montrachet や Batard-Montrachet と比べると格段に落ちる感じです。

 

6/11(Tue)

最近フランスワインが続いていたなと思って記録を調べたら、なんと、3月17日以来のフランス外ワインの登場でした。

銘柄

Lorenza-Lake Winery Sauvignon Blanc California '00
ロレンツァ・レイク・ワイナリー ソーヴィニョン・ブラン・カリフォルニア '00

産地

アメリカ、カリフォルニア州

価格

C

評価

Chobi 83

説明

個人的には、カリフォルニア・ワインは品質の割に高いという印象を持っているのであまり買わないのですが、ホワイティ梅田のK'sのソムリエールさんに薦められて購入してみました。2,000円台前半という価格を考えると満足すべき品質なのでしょうが、なんとなく大味だなという気がします。

感想

色調はややグリーンがかった淡い金色です。青リンゴやハーブのような香りが強烈です。ライト〜ミディアム・ボディで、爽やかな酸が強く、果実味もたっぷりです。おいしいワインですが、グラスを重ねると味わいに単調さが目立ってくるのが残念です。

 

6/9(Sun)

サッカー・ワールド・カップ日本代表の初勝利を祈って、とっておきを開けました。無事、日本が勝利したので、勝利の美酒となりました。

銘柄

Comte Lafon Meursault 1er Cru Les Charmes '91
コント・ラフォン ムルソー一級シャルム '91

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村

価格

EE

評価

Chobi 93    (WA93, IWC91)

説明

ブルゴーニュ白の'91は'93や'98と並んで良くない年とされていますが、ラフォンは良いワインをつくったとされています。抜栓直後は構造が緩い感じで、もうピークを過ぎちゃったのかと思いましたが、抜栓後1時間を過ぎたあたりから味わいに締りが出てきました。以前に飲んだ'89には及びませんが、良いワインだと思います。

感想

色調はやや濃いめの金色です。香は、バニラ、モカ、アプリコット、ビスケットのような複雑で何ともいえない良い香がします。フルボディで、最高のクラスと比べると凝縮感がかけるのは否めませんが、オフ・ヴィンテージにもかかわらず、非常に良くできたワインだと思います。

 

6/8(Sat)

今日は近所のビストロへワインを持ち込んで楽しみました。

銘柄

Verget Meursault Les Casses Têtes '96
ヴェルジェ ムルソー・カス・テート '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村

価格

E

評価

Chobi 87    (WA92, WS88)

説明

カス・テートは一級畑ではありませんが、他の村の一級畑をしのぐワインを生み出すとされる優秀な畑です。このワインは去年の7月に一度飲みましたが、その時のワインは素晴らしい出来映えで、90点をつけました。今回は残念なことにわずかながら酸化したニュアンスが感じられたため、若干低い点数をつけることとなりました。

感想

色調は淡い金色です。モモやナッツのような香ですが、少し酸化したような香が感じられるのが残念です。ミディアム・ボディで、きれいな酸と程良い果実味があり、おいしいワインだっただけに、わずかながら酸化したニュアンスが感じられたのは残念です。

 

6/6(Thu)

今日はサッカー・ワールド・カップのフランス vs ウルグアイを観戦しながらワインを飲みました。家に帰るまでは白ワインを飲むつもりでいたのですが、夕食のおかずが我家では珍しい焼肉だったので、赤を飲むことにしました。

銘柄

Claude Dugat Bourgogne Rouge '00
クロード・デュガ ブルゴーニュ・ルージュ '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方

価格

D

評価

Chobi 84

説明

クロード・デュガはブルゴーニュ赤では一、二を争う人気の生産者です。'99のブルゴーニュ・ルージュは3,000円弱で入手できましたが、'00からはドメーヌの出荷価格が上昇したそうで、安い店でも4,000円程度します。確かにデュガのワインはおいしいですが、ブルゴーニュ・ルージュに4,000円といわれると、少し考えてしまいます。

感想

色調は濃いめのルビー色です。ラズベリーのような良い香が印象的です。果実味は豊かですが、少し樽の風味に負けている感じがしなくも無いです。酸とタンニンはやや強めで、もう少し熟成させてから飲みたいと思いました。

 

6/4(Tue)

昨日、2,000ヒットを突破していました。1,000ヒットは気にしてなかったのでいつだったか忘れてしまいましたが。
5月のベストワインを決めましたので、関心のある方、ご覧下さい。
今日はワールド・カップ・サッカーの日本代表を応援しながらとっておきを開けました。

銘柄

Robert Groffier Chambertin Clos de Bèze Grand Cru '98
ロベール・グロフィエ シャンベルタン・クロ・ド・ベーズ '98

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジヴレイ・シャンベルタン村

価格

EE

評価

Chobi 92    (WA93, IWC93)

説明

ブルゴーニュのグラン・クリュの中でも最高峰の一つ、シャンベルタン・クロ・ド・ベーズです。シャンベルタン・クロ・ド・ベースはシャンベルタンとして出荷することも可能ですが、実際にはシャンベルタンとして出荷する生産者は少ないようです。
グロフィエのグラン・クリュは初体験なのですが、流石の出来映えで感動しました。

感想

色調は濃いめのルビー色です。ラズベリーのような印象的な香がします。フルボディで、タンニンは滑らか、酸は程良く、甘みさえ感じる果実味の凝縮感が印象的です。余韻の長さも特筆もの。現時点でもおいしいワインですが、熟成させるとさらに良くなりそうでした。

 

6/1(Sat)

今日は妻と息子を連れて、レストラン・ミチノというフレンチ・レストランに行きました。ここは結構ワインが充実していますが、アルノー・アントのムルソーを見つけ、思わず頼んでしまいました。

銘柄

Arnaud Ente Meursault '99
アルノー・アント ムルソー '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方ムルソー村

価格

EE

評価

Chobi  91   (WA(87-89)、IWC89)

説明

アルノー・アントは1992年から生産を始めましたが、ムルソーでは今やラフォン、コシュ=デュリに次ぐ名声を確立したと言っても過言ではないと思います。新樽の使用比率は25%だそうです。このワインは、オルモー L'Ormeau という畑の樹齢約50年のブドウからつくられているそうです(ちなみに、この生産者のMeursault Vieilles Vignes は同じ畑の樹齢90年以上のブドウの樹)。以前から一度飲んでみたいと思っていた生産者ですが、なかなか見かけることが無く、機会に恵まれなかったのですが、今回偶然レストランのワイン・リストに載っているのを見つけ、飲むことができました。価格は10,000円ちょうどで、最後の1本という事でした。

感想

色調は薄い金色です。洋梨やバニラ、蜂蜜のような魅惑的な香りが印象的です。ミディアム・ボディで、きれいな酸に支えられた果実味たっぷりのワインで、フィニッシュも雑味が全くない素晴らしいものです。