2002年8月

8/31(Sat)

今月のベストワインの企画は7月で終了とさせていただきます。もしこの企画を楽しみにしていた方がおられましたら、今後はハイコストパフォーマンス(カリテ・プリといった方がよいのかな)なワインにつける推薦マーク◎を参考にして下さい。

今日はワイン・ショップ・タカムラさんのワイン会で、Dugat-Pyの3種を含む5種類のワインを飲みました。量が少ない(各40ccぐらいずつ)のが少し不満でしたが、3,500円の会費(税込)でこれだけ豪華なラインナップが飲めるというのはうれしかったです。
今回のテーマでもあった Dugat-Py は村名クラスでも並の生産者の特級をしのぐ出来ですが、価格の方も下手な特級を凌ぐ価格。それを考えると昨日開けた Joblot はお買い得です。

銘柄

Salon '90
サロン '90

産地

フランス、シャンパーニュ地方

価格

EE

評価

Chobi 90    (IWC93(+?), WS97)

説明

8月25日のワインマート主催のワイン会でも飲んだシャンパーニュ最高峰の一つ。一ヵ月の間に2回も飲めるなんて今後もあまり無いでしょうね。お店での価格は13,000円ぐらいだそうです。
インポーターはラックです。

感想

色調は淡い目の金色です。香はビスケットのようです。ミディアムからフル・ボディで、果実味の凝縮感が強く、きめ細やかな泡立ちが何ともいえません。

 

銘柄

Doudet Bourgogne Le Clos En Village Vieilles Vignes '00
デュデ ブルゴーニュ・ル・クロ・アン・ヴィラージュ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方

価格

C

評価

Chobi 85◎

説明

ネゴシアンとして有名なデュデ・ノーダンが自社畑で生産しているワインです。サヴィニー・レ・ボーヌ村にある畑から生産しているそうで、年間生産量はわずか1,500本ということ。サロンの後に飲んで大丈夫かなと思いましたが、なかなかどうしてしっかりした味わいのワインでした。販売価格は2,100円だそうです。
インポーターはアンフィニーです。

感想

色調は薄い金色です。アプリコット、洋梨の香りに、バターやバニラのようなニュアンスが加わります。酸はほどほどにあり、果実味の凝縮感も中程度。フィニッシュも心地よいものです。欲を言えば、もう少し味わいに複雑さが欲しいとかいろいろあるのですが、価格を考えると充分でしょう。

 

銘柄

Bernard Dugat-Py Bourgogne Cuvée Halinard '00
ベルナール・デュガ=ピィ ブルゴーニュ・キュヴェ・アリナール '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方

価格

D

評価

Chobi  85

説明

デュガ=ピィは通常のブルゴーニュと上級キュヴェのアリナールをつくっていますが、'00に関しては通常のブルゴーニュを見たことがありませんので、ひょっとしたら'00からは通常のブルゴーニュは無くなったのかも知れません。
お店の販売価格は4,730円(ただし既に売り切れ)です。
インポーターはラックです。

感想

色調は濃いめのルビー色ですが、他の2種類に比べると薄目の色です。ミディアム・ボディで、タンニンは柔らかく、果実味と酸のバランスがとれており、今時点で楽しめるワインです。ACブルゴーニュとしては最高クラスの出来ですが、価格を考えると他の選択肢を選んでしまうと思います。

 

銘柄

Bernard Dugat-Py Gevrey-Chambertin Coeur du Roi Vieilles Vignes '00
ベルナール・デュガ=ピィ ジュヴレイ・シャンベルタン・ケール・ドゥ・ロワ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレイ・シャンベルタン村

価格

E

評価

Chobi 89    (IWC88-91, BH88-91)

説明

お店の販売価格は9,530円(ただし既に売り切れ)です。
インポーターはラックです。

感想

8月28日に高島屋で飲んだ時の方が良かったかな?とは思いましたが、やはり良いワインです。でも村名クラスが1万円近いというのは何とも。

 

銘柄

Bernard Dugat-Py Vosne-Romanée Vieilles Vignes '00
ベルナール・デュガ=ピィ ヴォーヌ・ロマネ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ヴォーヌ・ロマネ村

価格

E

評価

Chobi  88   (IWC87-89, BH87-90)

説明

お店の販売価格は9,530円(ただし既に売り切れ)です。
インポーターはラックです。

感想

色調は濃いめのルビー色です。ミディアム・ボディで、タンニンは柔らかく、果実味がたっぷりとしており、酸はほどほどで、ジュヴレイ・シャンベルタン同様今飲んでもおいしいワインです。ジュヴレイ・シャンベルタンと比べるとこちらの方が香がスパイシーで、味わいは繊細かなという感じですが、やや構造が緩い感じがあり、個人的にはジュヴレイ・シャンベルタンの方が好みです。

 

8/30(Fri)

今日は家で Joblot を開けた他、エノテカ大阪店の有料試飲でシュヴァル・ブランを初体験しました。

銘柄

Joblot Givry 1er Cru Clos de La Servoisine '00
ジョブロ ジヴリー一級クロ・ド・ラ・セルヴォアジーヌ '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コートシャロネーズ地区ジヴリー村

価格

C

評価

Chobi 87◎    (WA93+)

説明

昨年9月20日に一度飲んだワインです。価格を考えると素晴らしい出来で、同月のベストワインに選出しました。そのときの感想はここをご覧下さい。
インポーターはラックです。

感想

色調はピノ・ノワールとしては濃いめのルビー色です。ダークチェリーや土のような香りです。ボディは中程度からフルで、タンニンと酸は随分落ち着いてきました。たっぷりの果実味があり、コート・ド・ニュイの上級クラスと比べると野暮ったい感じは否めませんが、価格を考えると素晴らしい品質です。

 

銘柄

Château Cheval Blanc '75
シャトー・シュヴァル・ブラン '75

産地

フランス、ボルドー地方サンレミリオン地区

価格

EE

評価

Chobi 91    (WA90)

説明

サンテミリオンではオーゾンヌと並び立ち、ボルドー全域でも8大シャトーの一つにあげられるシャトーです。
インポーターはエノテカです。

感想

照明が暗かったので、色調ははっきりしませんが、オレンジがかったガーネット色だったようです。ドライ・フルーツのような素晴らしい香で、ボディはフル。柔らかいがたっぷりとしたタンニンがありますが、果実味はタンニンに比して充分とは言い切れないような気がします。しかし、優れたワインには違いないと思います。

 

8/29(Thu)

今日は完全禁酒日でした。昨日、Wine Advocate の最新号が届いたのですが、内容はカリフォルニア特集で、期待していたブルゴーニュ赤の特集は次号以降になったようです。残念。

8/28(Wed)

今日は難波の高島屋百貨店のワイン・コーナーで有料テイスティングを4種類試しました。ここは週替りメニューで4種類程度のワインが試飲でき、60ccをボトル価格の1/10で試飲させてくれます。

銘柄

Leflaive Chevalier-Montrachet Grand Cru '00
ルフレーヴ シュヴァリエ・モンラッシェ特級 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ピュリニー・モンラッシェ村

価格

EE

評価

Chobi 94    (WA91-93, IWC92-95, BH93-96)

説明

ルフレーヴはピュリニー・モンラッシェでは最高の生産者ですが、なかでもシュヴァリエは優れたワインです。25,000円と言う価格は高価ですが、それだけの価値は十分あると思います。
インポーターはラックです。

感想

色調はシャルドネとしてはやや濃い目の金色です。香は鮮烈で、ヘーゼルナッツや洋梨、バニラのようです。フルボディで、やや酸が強めですが、果実味の凝縮感が強いため、今でもおいしく飲めます。特筆すべきはフィニッシュの長さと心地よさで、本当に素晴らしいワインでした。10年後に熟成させた状態で是非再会したいワインです。

 

銘柄

Claude Dugat Gevrey-Chambertin '00
クロード・デュガ ジュヴレイ・シャンベルタン '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレイ・シャンベルタン村

価格

EE

評価

Chobi 88    (IWC87-89, BH86-88)

説明

6月25日に飲んだワインですが、Dugat-Pyとの比較のために飲んでみました。高島屋での価格は10,000円ちょうどでした。
インポーターはミレジムです。

感想

色調はピノ・ノワールとしては濃い目のルビー色です。ダークチェリーやリキュールのような香です。タンニンは少なめで、果実味がたっぷりとしており、酸はほどほどで、今飲んでもおいしいワインです。良いワインですが、Dugat-Pyと並べて飲むと一段落ちる感じです。

 

銘柄

Bernard Dugat-Py Gevrey-Chambertin Coeur du Roi Vieilles Vignes '00
ベルナール・デュガ=ピィ ジュヴレイ・シャンベルタン・ケール・ドゥ・ロワ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレイ・シャンベルタン村

価格

EE

評価

Chobi 90    (IWC88-91, BH88-91)

説明

クロード・デュガの従兄弟で、入手困難なことでは従兄弟以上のデュガ・ピィのワインです。このワインは通常の村名クラスより上の扱いとなっています。高島屋での価格はこちらも10,000円でした。
インポーターはミレジムです。

感想

色調はデュガと同様にピノ・ノワールとしては濃い目のルビー色です。香もデュガに似てダークチェリーやリキュールのようですが、時間が経つとどんどん開いてきてはっきりと差がつきました。味わいもデュガ同様に、タンニンは少なめで、果実味がたっぷりとしており、酸はほどほどで、今飲んでもおいしいワインですが、こちらの方が構造がしっかりしている感じです。

 

銘柄

Méo-Camuzet Clos de Vougeot Grand Cru '99
メオ・カミュゼ クロ・ド・ヴージョ '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ヴージョ村

価格

EE

評価

Chobi 91    (WA93-95, IWC91(+?), BH90-92)

説明

アンリ・ジャイエの指導を受けたことにより大人気のドメーヌとなったメオ・カミュゼですが、あまりに高価になってしまいました。このワインの価格も22,000円ということです。
インポーターはモトックスです。

感想

色調は濃い目のルビー色で、両デュガと同じような濃さです。リキュールやダークチェリーのような香で、腐葉土のようなニュアンスもあります。果実味にあふれ、酸はしっかりしており、タンニンは柔らかいが両デュガのワインとは違い、舌が少ししびれる感じが残ります。フィニッシュには少し鉄っぽい感じが残ります。

 

8/27(Tue)

また暑い日が戻ってきました。ワインを楽しむには辛い季節ですね。

銘柄

J. & F. Lurton Viognier les Salices VDP d'Oc '00
J. & F. リュルトン ヴィオニエ・レ・サリ・ヴァンド・ペイ・ドック '00

産地

フランス、ランドック・ルーション地方

価格

B

評価

Chobi 82◎    (WA86)

説明

全然知らない生産者だったのですが、K'sのソムリエールさんに勧められて試飲したところおいしかったので買って帰りました。ヴィオニエにありがちなフィニッシュの苦みが無いのがうれしいです。これで1,200円はお買い得ですね。
インポーターは大久横山です。

感想

色調はごく薄い金色です。香はアプリコットや花のようです。ミディアム・ボディで、とろっとした舌触りの酸が弱いワインで、フィニッシュにはヴィオニエにありがちな苦みがあまり感じられません。価格を考えれば上出来だと思います。

 

8/25(Sun)

今日はワインマート主催のワイン会に出席し、ついでにワインを赤ばかり4本買ってきました。私は白好きを自認しており、飲む比率は白6:赤4ぐらいなのですが、手持のワインの本数は初めて赤の本数が白の本数を上回ってしまいました。ブルゴーニュ赤の'99が良いのでせっせと買い集めたのが原因ですね。
ところで、ワイン会の方ですが、内容は
(1) サロン '90
(2) ブラン・ド・ランシュバージュ '00
(3) ギィ・アミオ シャサーニュ・モンラッシェ一級ヴェルジェ '98
(4) ユドロ・ノエラ ヴォーヌ・ロマネ一級ボーモン '98
(5) ユベール・リニエ クロ・ド・ラ・ロシュ特級 '98
(6) シャトー・ムートン '88
(7) シャトー・レーヌ・ヴィニョー '85
と盛り沢山でした。1杯は50ccほどでしたが、これに軽いコース料理がついて8,000円はお値打ちだったと思います。
(1)はシャンパーニュ最高峰の一つですが、流石の味わいでした。(90点)
(2)は(1)の後だとちょっと辛いですね。薄く感じてしまいます。(85点)
(3)を飲んで思ったのはどうも私はギィ・アミオと相性が悪いようだと言うこと。少し苦みを感じるフィニッシュがどうも好きになれません。(84点)
(4)は最近の濃い作りに比べると明るい色彩のピノ。良くできていますが、(5)と比べるのは酷というもの。(87点)
(5)は濃い色調の圧倒的な存在感を示すグラン・ヴァン。飲み干した後もしばらくグラスから香が楽しめるほどでした。(92点)
(6)は2年前にレストランでグラス売りしていたのを飲んで感動したことがあるのですが、今回もおいしく飲めました。でも(5)の方がやはり好みですね。(91点)
(7)は'85とは思えない若々しさ。パーカー氏の評価ははかばかしくない(PP85)のですが、過小評価ではないかな、という気がします。(86点)

8/24(Sat)

今月は前半に結構良いのを飲んでしまっているので後半は慎ましく過ごすつもりだったのですが、Wifeが帰省先から帰ってきたのと、今日が息子の10ヶ月の誕生日ということで、少し良いのを開けてみました。Cordier Pouilly-Fuissé Juliette la Grande コルディエ プイィ・フュイッセ・ジュリエット・ラ・グランド '98 です。インポーターは出水商事です。このワインは4月10日に飲んでいますので、ワインの説明はここを見て下さい。
今日はやまやOCAT店のセールに出かけ、3本ワインを買い込んで、ついでに有料試飲をしてきました。有料試飲の内容は、
(1) Bernard Morey Chassagne-Montrachet Embrazees '00
(2) Ramonet Chassagne-Montrachet Ruchottes '00
(3) Sauzet Puligny-Montrachet Champs Canet '00
がそれぞれ40ccぐらいずつで税込1,000円。どのワインも良かったのですが、(3)はエレガントな感じのワインであったため、(1)と(2)の後で飲むと印象が薄い感じでした。点数をつけるなら88点。(1)はファースト・アタックが鮮烈で、一口飲んだ印象から判断すればこれがNo.1でした。点数をつけるなら90点。(2)は今回の圧巻。最初の一口では(1)より印象が薄いのですが、フィニッシュがとても良く、じっくり飲むとミネラル感や果実味の凝縮感がじわーっと広がってくる感じ。バランス的には酸が強めなのですが、逆に言うと熟成させるとさらに良くなりそうです。点数をつけるなら92点。

8/22(Thu)

今日は7月16日に飲んだ Cary Potet Montagny Les Bassets キャリー・ポテ モンタニー・レ・バセト '99を再度飲みました。感想等はこちらを参照して下さい。

8/20(Tue)

昨日今日と随分涼しい夜が続いています。これだけ涼しいと赤が欲しくなってしまいました。

銘柄

Nicolas Potel Bourgogne Vieilles Vignes '99
ニコラ・ポテル ブルゴーニュ古木 '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方

価格

B

評価

Chobi 84◎    (WA88, BH84)

説明

このワインはこれで3回目ですが、飲むたびにコストパフォーマンスの高いワインだと思います。やまやのセールで1,480円で買いましたが、倍の値段だったとしてもまあそんなものかと思わせるほどの内容を持っています。ポマール村の村名を名乗れない畑の樹齢60年ほどの古木からつくられているそうです。抜栓後30分ほど経って、壜から直接グラスに注いで飲みました。
インポーターはやまやです。

感想

色調は中程度の濃さのルビー色です。ブラックベリー、リキュール、スパイスのような香りです。ミディアム・ボディできれいな酸と充分な果実味があり、今時点でもバランスが良く楽しめるワインです。欲を言えば、もっと密度の詰まった複雑な味わいが欲しいところですが、それは価格を考えると無い物ねだりでしょう。

 

8/18(Sun)

ブルゴーニュの白で最高峰と言われるのが、シャサーニュ・モンラッシェ、ピュリニー・モンラッシェ、ムルソーです。どれが一番好きかと言われると、ピュリニーなのですが、若いうちに楽しむならムルソーが一番かなという気がします。

銘柄

Henri Boillot Meursault 1er Cru Goutte D'Or '00
アンリ・ボワイヨ ムルソー一級グット・ドール '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ドール地区ムルソー村

価格

D

評価

Chobi 88    (IWC90-92)

説明

アンリ・ボワイヨはドメーヌ・ジャン・ボワイヨのネゴシアン部門です。グット・ドールは黄金の滴という意味で、アメリカの独立宣言を起草した第三代大統領トーマス・ジェファーソンが愛したワインとして有名です。
抜栓直後と7時間後に飲みましたが、あまり変化はありませんでした。
インポーターは徳岡です。

感想

色調は淡い金色です。洋梨やモモ、バニラのような香です。ミディアムからフル・ボディで、果実味の凝縮感はそこそこあり、ミネラル感もある一方で、まったりとした舌触りもします。フィニッシュは長く心地よいものです。

 

8/16(Fri)

エノテカ大阪店の有料試飲でシャトー・ラトゥール '82 とシャトー・マルゴー '83(マグナム)を試してみました。照明が暗かったので、色が良くわからなかったのですが、どちらのワインも少しエッジがオレンジがかっているものの、まだまだ若々しい色調のように思いました。香はどちらも素晴らしかったですが、特にラトゥールの香は圧巻でした。味の方はラトゥールのタンニンの強烈さには参りました。口に含んだときには果実味が強いのであまり気にならないのですが、飲み干した後に舌や歯茎が痺れてしまい、水を飲みながらの試飲となりました。マルゴーの方はラトゥールよりはタンニンは柔らかかったですが、それでも肉料理を食べながら飲みたいな、と思いました。
結論として、2本とも将来さらに良くなるであろうと感じさせるものの、現時点ではまだ堅い感じでした。これまでに私が飲んだボルドー赤(といってもボルドー赤はあまり飲まないのですが)の中でNo.1だったシャトー・モンローズ '90 を上回ることを期待したのですが、現時点ではモンローズの方が上だと感じました。

8/15(Thu)

今日は珍しく2本開けてみました。といっても、1日に2本飲み干すような丈夫な肝臓は持ち合わせていないので、明日また同じワインを味わうことになります。

銘柄

Vincent Dureuil-Janthial Rully 1er Cru Le Meix Cadot Cuvée Unique '00
ヴァンサン・デュライル=ジャンティアル リュリー一級メイ・カド・キュヴェ・ユニーク '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・シャロネーズ地区

価格

D

評価

Chobi 86    (WA91)

説明

デュライル・ジャンティアルのワインは4本目なのですが、このワインは一番バランスが悪かったように感じました。最初のうちは壜から直接グラスに注いでいましたが、香が開かないので、途中でカラフェに移して飲みました。
インポーターはテロワールです。

感想

色調は淡い金色です。メロンやモモ、洋梨のような香がします。ミディアム・ボディで、果実味の凝縮感があり、オイリーな舌触りがありますが、酸が少し荒い感じです。また、樽のニュアンスも少し強いようです。熟成により良くなる可能性はありますが、少し期待はずれでした。

 

銘柄

Marcel Lapierre Cuvée Marcel Lapierre '00
マルセル・ラピエール キュヴェ・マルセル・ラピエール '00 

産地

フランス、ブルゴーニュ地方ボジョレー地区モルゴン村

価格

D

評価

Chobi 84

説明

セラーが満杯のため、やむなく飲むことにしたワインです。ガメイ種のワインとなります。壜から直接グラスに注いで飲みました。
インポーターはミレジムです。

感想

色調は中程度の濃さの紫がかったルビー色です。バナナやイチゴのような強い香がします。ミディアム・ボディで、果実味の凝縮感がありますが、コート・ドールのピノ・ノワールのようなきめ細かさは感じられません。同じ価格を出すなら、コート・ドールのもっとおいしいワインが買えたな、というのが正直な感想です。

 

8/13(Tue)

ドメーヌ・ド・ラ・モルドレのシャトーヌフ・デュ・パプ レーヌ・デ・ボワ '00 が人気を呼んでいるようです。Wine Advocate誌が95-98点という高い評価をしたのに対し、価格が6,000円台前半までというのが人気の理由なのでしょう。'98の場合、94-96 -> 94 -> 96 -> 99 と評価をあげていきました。このため、'00はいずれ100点をつけるのではないかという憶測も飛んでいるようです。

銘柄

Vincent Girardin Puligny-Montrachet Les Enseignéres '00
ヴァンサン・ジラルダン ピュリニー・モンラッシェ・ザンゼニール '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ピュリニー・モンラッシェ村

価格

C

評価

Chobi 87◎    (IWC89-92, BH89)

説明

ピュリニー・モンラッシェ・ザンゼニールは村名クラスではありますが、バタール・モンラッシェやビアンヴィニュ・バタール・モンラッシェといった特級畑に隣接し、一級畑並のワインを生み出す畑です。
インポーターはやまやです。

感想

色調は淡い金色です。グレープフルーツのような柑橘系の香りが支配的です。ミディアム・ボディできれいな酸があり、フィニッシュも心地よく長いものです。しかし、あえて難を探せば、果実味の凝縮感が最高とは言い難いことと、味わいがやや単調なこと、ピュリニーとしては鋼のような硬さに欠けるところでしょうか。しかし、価格を考えれば文句のないところです。

 

8/11(Sun)

今日は友人達と近所のビストロでワイン会をしました。

銘柄

Guigal Condrieu la Doriane '97
ギガル コンドリュー・ラ・ドリアーヌ '97

産地

フランス、ローヌ地方

価格

E

評価

Chobi 88    (WA94, IWC90)

説明

コンドリューはヴィオニエ種という栽培の難しい品種からつくられるワインです。ヴィオニエは花のような独特の香が特徴で、若いうちに飲むべきワインとされています。
インポーターはラックです。

感想

色調は淡い金色です。香はヴィオニエ独特の花や桃を思わせる強いものです。ミディアム〜フル・ボディで、酸は弱めでまったりとした舌触りです。フィニッシュは安いヴィオニエにありがちなえぐみを感じさせない心地よいものでした。

 

銘柄

Philippe Leclerc Gevrey-Chambertin 1er Cru Combe Aux Moines '88
フィリップ・ルクレール ジュヴレイ・シャンベルタン一級コンブ・オー・モワーヌ '88 

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区ジュヴレイ・シャンベルタン村

価格

E

評価

Chobi 89    (WA84)

説明

フィリップ・ルクレールは昔から新樽100%を特徴としている生産者ですが、樽のクセが強すぎることが多く、最近評価を落としているようです。しかし、このワインは樽のクセはきれいにワインに吸収されていました。
インポーターはよしやです。

感想

色調はオレンジがかった薄目のルビー色です。熟成したブルゴーニュ赤によく感じられる、ドライフルーツのような妖しい香がします。ミディアム・ボディで、タンニンはすでに溶けており、酸がいまだにしっかりとしています。果実味がもう少し強ければ言うこと無しだったのですが。

 

銘柄

Guigal Côte Rôtie Château d'Ampuis '97
ギガル コート・ロティ・シャトーダンピュイ '97

産地

フランス、ローヌ地方

価格

 

評価

Chobi 87    (WA91, IWC91)

説明

北ローヌ地方でも最高の品質を誇るコート・ロティのワインです。ギガルは単一畑三部作(ランドンヌ、ムーリンヌ、トゥルク)が有名ですが、その次に来るのがこのシャトー・ダンピュイです。
インポーターはラックです。

感想

色調は濃いめの紫がかったルビー色です。香はスパイスのような焼いた青物のような印象的な香りです。フル・ボディで、タンニンはしっかりしていますが荒々しいところはなく、強い果実味とバランスがとれています。良いワインですが、価格を考えると下位キュヴェのブリューネ・エ・ブロンドの方が良いかなという気がします。

 

8/10(Sat)

ちょっとしたお祝いのために、少し良いのを選んで飲みました。

銘柄

Maison Leroy Meursault 1er Cru Les Charmes '96
メゾン・ルロワ ムルソー一級シャルム '96

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村

価格

E

評価

Chobi 86 -> 89

説明

ルロワのネゴシアン物です。ムルソーでもペリエール、ジュヌヴリエールと並んで良い畑とされるシャルム、しかもブルゴーニュ白の'90年代では最高とされる'96ヴィンテージということで、かなり期待していたのですが、ちょっと期待はずれに終わりました。
インポーターはやまやです。

感想

色調は淡い金色です。蜂蜜や洋梨、桃のような香りがしますがやや弱めです。ミディアム〜フル・ボディで、ミネラル感と果実味の凝縮感が強く、酸もしっかりしています。しかし、フィニッシュにえぐみが感じられ、ワインの印象をそこねています。
(追記)抜栓後7時間を経過した時点で飲み直すと、フィニッシュのえぐみがほとんど消え、ほぼ期待どおりの味わいとなりました。

 

8/8(Thu)

銘柄

Vincent Girardin Corton Grand Cru '99
ヴァンサン・ジラルダン コルトン特級 '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区

価格

D

評価

Chobi 86

説明

コルトンはペルナン・ヴェルジュレス、アロス・コルトン、ラドワ・セリニの3村にまたがる特級畑です。コルトンは他の特級畑と違って、区画の名前を併せて表示する(例えばコルトン・ルナルド)ことが多いのですが、このワインは区画の表示がありません。多分、いくつかの区画のブドウを使用しているのだと思います。
このワイン、セラーが一杯で、この暑い中、室温で放置されたために、少し噴きこぼれていました。私にははっきりとした劣化は感じられなかったのですが、コンディションが良ければもっとおいしかったのかも知れません。
インポーターはやまやです。

感想

色調はやや濃いめのルビー色です。香はダークチェリーのようです。ミディアムボディで、酸とタンニンが少し強めですが、果実味も強いのでバランスがとれており、今時点でおいしく飲めます。フィニッシュも長く心地よいものです。

 

8/7(Wed)

昨日ヒット数が4,000ヒットを達成しました。3,000ヒット達成が7月8日でしたので、1ヶ月で1,000ヒット強のペースと言うことになります。

銘柄

Vogüé Bourgogne Blanc '95
ヴォギュエ ブルゴーニュ・ブラン '95

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区シャンボール・ミュジニ村

価格

E

評価

Chobi 91

説明

ヴォギュエは'93を最後にミュジニ・ブランのブドウを植え替え、以後若木から造ったワインをブルゴーニュ・ブランとして出荷しています。しかし、さすがにミュジニの畑から造っているだけあって、特級と遜色のない素晴らしいワインでした。もっとも価格もグラン・クリュ並なのですが。
噴きこぼれた跡があったので心配しましたが、ワインの方には異常は認めませんでした。
インポーターはAMZです。

感想

色調は中程度の麦藁色です。香は熟成したシャルドネ特有の香で、キャラメル、蜂蜜、アプリコット、バニラのような良い香がします。ミディアム〜フルボディで、果実味の凝縮感が強く、酸もしっかりとしています。味が緻密な感じで、フィニッシュは心地よく長く続きます。

 

8/5(Mon)

妻が里帰りする前に、馴染みのビストロに行っておこうということになり、とっておきの1本を持ち込みました。

銘柄

Coche-Dury Meursault Rougeots '98
コシュ・デュリ ムルソー・ルージョ '98

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ボーヌ地区ムルソー村

価格

EE

評価

Chobi 92    (WA(85-88), IWC88(+?), WS92)

説明

ブルゴーニュ一というより世界一の辛口白ワイン生産者のコシュ・デュリです。抜栓直後は少し酸が硬いかなと思ったのですが、1時間ほど経つと果実味が前面に出てきてバランスが良くなり、非常においしかったです。ピークは多分3〜5年先でしょうけれど、今飲んでもおいしいワインでした。ただ、コシュ・デュリのワインの最近の高騰ぶりには閉口します。このワインにしても、一流生産者のシュヴァリエ・モンラッシェ並の価格でした。
インポーターは不明です。

感想

色調は淡いレモン・イエローです。洋梨やナッツ、バターのような香りがします。ミディアム〜フル・ボディで、きれいな酸と果実味の凝縮感が印象的です。フィニッシュは長く心地よいものです。

 

8/3(Sat)

Allen Meadow 氏の主宰する Burghound.com の購読を開始したので、今月からは Burghound.com の評価も掲載することにします。Burghound.com はその名前から推測できるようにブルゴーニュ・ワイン専門の有料インターネットサイトです。なお、数字の前に BH とあるのが Burghound.com の評価となります。

銘柄

Ponsot Morey St.-Denis 1er Cru Cuvée des Alouettes '99
ポンソ モレ・サン・ドニ一級キュヴェ・ド・アルーエット '99

産地

フランス、ブルゴーニュ地方コート・ド・ニュイ地区モレ・サン・ドニ村

価格

D

評価

Chobi 86    (BH88)

説明

ポンソは新樽をほとんど使わず、色も薄めで、今風のワインとは随分違った性格を持っています。また、ヴィンテージによって出来にムラがあるドメーヌとしても知られています。
このワインは、飲み始める4時間前に抜栓し、1時間前にカラフェに移しました。抜栓直後は香も果実味も閉じていたのが、そうすることによってかなり開いてきて楽しむことができました。
インポーターはやまやです。

感想

色調は薄目のやや紫がかったルビー色です。やや土っぽいニュアンスのあるダークチェリーのような香です。ライト〜ミディアム・ボディで、鉄っぽいニュアンスがあり、柔らかいしっかりとした酸が支配的で、果実味が前面に出てくるタイプではありません。今飲むのは早すぎたようです。

 

8/1(Thu)

銘柄

Cordier Pouilly-Fuissé Vieilles Vignes '00
コルディエ プイィ・フュイッセ古木 '00

産地

フランス、ブルゴーニュ地方マコン地区

価格

C

評価

Chobi 84    (WA92-93)

説明

以前に'98を飲んでコスト・パフォーマンスの良さに驚嘆したワインですが、この'00はもう一つ納得しかねる出来でした。まあ価格相応と言ってしまえばそれまでなのですが。
インポーターはよしやです。

感想

色調はやや薄目の金色です。洋梨やバニラのような香です。ミディアム・ボディで、ほのかに甘みを感じ、酸はやや硬めで、果実味がやや足らないのか、樽のニュアンスが気になります。フィニッシュも若干の苦みを感じます。