2005年5月


5/31(Tue)

昨日注文したワインセットもお店の方で価格の設定ミスをしていたようなのですが、今回はお店の厚意でそのままの価格で販売してもらえることになりました。
ワインは仕事の帰りにGraciasに寄って有料試飲をして、家に帰ってから昨日の残りを飲みました。昨日に比べて生き生きとした果実味が後退して、やや平板な味わいになってしまいました。そういえば、以前友人に飲ませてもらった同じワインの1992年もこんな感じでした。ピエール・モレのムルソー・ペリエールは若いうちに飲むほうがよいのかもしれません。(90点)


5/30(Mon)

最近、ネットでこれはお買い得と思って注文したら、欠品していたり、価格の設定ミスでお店の方からキャンセルされたりということが続いています。今日も楽天の某店で、あるワインセットの価格が安かったので注文したのですが、どうなることやら。

銘柄 Pierre Morey Meursault 1er Cru Les Perrières 1997 2005053001.jpg(12585 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 91 (WA89-91)
説明 2005053003.jpg(4219 byte)2005053002.jpg(2464 byte)ピエール・モレは元ラフォンの小作人で、現在は小さなドメーヌを営むとともに、ネゴシアン(モレ・ブランという別レーベルで販売)も運営し、ルフレーヴの醸造長も務めています。
このワインはキャップシールは回り、コルクの上面にはカビが生えていたものの、ワインが滲み出した形跡はありませんでした。抜き取ったコルクは噴きこぼれた形跡はないものの、若干の熱をあびたのではないかと思われる跡がありました。ワインの味わいに異状は感じませんでしたが、熟成が随分進んでいる感じがしたのは、若干の熱を浴びたためかもしれません。
インポーターは徳岡です。
感想 色調は熟成を感じさせるやや濃い目の金色です。ハチミツ、マンゴーのような甘い香がします。ほとんどフル・ボディといえるほどしっかりとしたボディで(アルコール度数表示は13.5%)、オイリーな舌触りが強く、ミネラルはしっかりしていますが酸は弱めで、1997年とは思えないほど熟成が進んでいる感じです。ピークに達して少し落ち始めているように思います。
5/29(Sun)

2005052802.jpg(28685 byte) 今日は息子を連れて空港に出かけ、Graciasで有料試飲はしましたが、家では飲みませんでした。
右の写真は昨日のワイン会のワインのコルクです。一番左はラフォンのコルクで、コンディション的にはほぼ完璧でした。次はカリヨンのコルクで、コルクが痩せてワインが滲み出しており、そのためコルク上部にはビッシリと黒いカビが生えて、結構内部にまで侵入しています。その次はDRCのコルクで、カリヨン同様ワインが滲み出しており、カリヨン以上に上部からカビが侵入しています。一番右がダンジェルヴィーユで、コルクには熱を浴びた形跡があり、キャップシールは回ったもののわずかにワインが滲み出していました。
今回ワインの順番で失敗したなと思ったのは、ラフォンのムルソー 1996が思いのほか濃厚だったことです。このため、ラフォンの後に持って来たダンジェルヴィーユが少し印象が薄くなってしまいました。もし同じラインナップでもう一度ワイン会をするとしたら、カリヨン、ダンジェルヴィーユ、DRC、ラフォンの順番にしたいな、と思います。


5/28(Sat)

2005052801.jpg(50710 byte)今日は職場関係のワイン好きが集まってワイン会でした。参加者は私を含め6人で、4本を持ち込みました。

飲んだワインは、

(1) Louis Carillon Puligny-Montrachet 1982
(2) Comtes Lafon Meursault 1996
(3) Marquis d'Angerville Volnay 1er Cru Clos des Ducs 1991
(4) Domaine de la Romanée-Conti Grands Echézeaux Grand Cru 1986

でした。

(1)は、1982年にしては若々しい色調。香も味わいも1982年にしては結構若々しい感じでした。このワインは輸入元の倉庫で長年保管されていたらしいのですが、多分低めの温度で保管されてきたのではないでしょうか。なかなか良いワインでしたが、次に飲んだラフォンが凄かったため、すっかり影が薄くなってしまいました。なお、このワイン、時間が経過すると少しずつですが香にシェリーっぽいニュアンスが出てきました。抜栓したら、その日のうちに飲みきったほうがよさそうです。(89点)

(2)は、Wine Adovocate誌で88点、International Wine Cellar誌で89点と、さほど高い評価ではなかったのですが、飲んでみてびっくり。香は素晴らしく、味わいは果実味、酸、ミネラルが高度にバランスしており、フィニッシュも長く、とても村名クラスとは思えない素晴らしさでした。個人的には今日の一番でした。今ようやくピークに入ってきた感じで、今後5年間ぐらいが一番美味しい時期ではないかという気がします。Wine Advocate誌では飲み頃予測を1999〜2003年としていましたが、おそらくその期間に飲んだら、早すぎたのではないかと思います。(93点)

(3)は、以前飲んだときに、まだまだ硬めの印象だったので、デキャンターに移してからサービスしてもらいました。香はグラスに注がれたときから素晴らしかったのですが、時間の経過とともに甘いニュアンスが増してきました。今飲んでも美味しいですが、まだまだ美味しさを保持してくれそうです。Burghoud.comではこのワインを93点と高く評価しており、飲み頃は2005〜2011年としています。繊細で優美なワインですが、ラフォンのムルソー 1996の後に飲んだため、ちょっと弱い印象を受けました。ワイン会でワインを飲む順番の難しさを感じました。(91点)

(4)は今日の一番人気で、私以外の全参加者の一押しでした。今日は参加者の一人の昇進祝も兼ねていたのですが、彼からDRCのワインが飲みたいというリクエストがあったためセレクトしたものです。DRCのグラン・エシェゾーは長命なことで有名なワインですが、1986年というヴィンテージは長熟なワインではないため、デキャンターに移すのは避けたほうがよいと考え、パニエを使って直接ボトルからグラスにサービスしてもらいました。香・味わいとも素晴らしく、熟成したDRCはやはり良いなあと改めて思いました。高価なため、そうそう購入できないワインですが、年に一度ぐらいは飲みたいものです。(93点)

お店が出してくれた料理(驚いたことにコースの構成を変えて料理を4皿にして、ワインと料理が1:1で合わせられるように準備してくれました)とワインの相性もばっちりで、参加者全員幸せな気持ちになってお店を後にしました。


5/27(Fri)

今日は職場の懇親会でした。和食だったので、日本酒中心でしたが、フランスのランドック・ルーション地方の生産者ドメーヌ・ポール・マスのトワ・ベーオーモン2003というシャルドネのワインを飲みました。ちょっとサービスされた温度が高すぎたので、点数をつけるのはやめておきますが、意外にすっきりした味わいの料理と合わせやすいワインでした。


5/26(Thu)

今日は朝からADSLのモデムが壊れたり(まあ、レンタルなので費用負担なしに交換してもらえましたが)、歯茎が腫れて急遽歯医者に行くことになったりで散々でした。
ワインは昨日の残りを飲みました。意外なことに、昨日より良くなった感じで、点数を上方修正しました。


5/25(Wed)

なかなか咳がとまらず、すっきりしません。

銘柄 Maison Louis Jadot Ruchottes-Chambertin Grand Cru 1990 2005052501.jpg(13238 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 83?->85? (WA93)
説明 2005052503.jpg(4165 byte)2005052502.jpg(2478 byte)このワインは液面はそれなりに高いのですが、キャップシールが回らなかったので、ワイン会に持参するのは気が進まず、自宅で消費することにしたものです。
キャップシールを剥がしてみると、僅かながらワインが滲み出した跡があり、抜き取ったコルクを見ると、熱を浴びて噴きこぼれたと思われる形跡がありました。それでも僅かな噴きこぼれであったので、味わいには影響が無いことを期待して飲んだのですが、残念ながら熱で毀れていました。全く飲めないような酷い毀れ方ではないものの、とても優良ヴィンテージ・優良生産者のグラン・クリュとは思えない味わいでした。
感想 色調は全体にオレンジがかった、やや薄めのルビー色です。イチゴジャム、ドライフルーツのような甘い香ですが、若干弱めかなという感じです。ミディアム・ボディで、果実味はドライ・アウトしており、乾いたタンニンばかりが目立つ味わいです。フィニッシュも舌に残る収斂性ばかりが目立ちます。残念ながら、熱を浴びて駄目になったようです。
(2日目)意外なことに、果実味が増して、口に含んだ瞬間はなかなか美味しく感じるようになりました。感心しない味わいは熱を浴びたためではなく、本来こういうワインなのでしょうか。しかし、ドライなタンニン、収斂性の強いフィニッシュは相変わらずです。とはいううもの、昨日よりは格段に良くなったので、点数を上方修正しました。

5/24(Tue)

今日も一昨日に開けた残りを飲みました。流石に果実味は少し後退した感じがしますが、それでも充分美味しく飲めました。(90点)


5/23(Mon)

今日もあまり体調が優れず、ワインを少し(ボトル1/4ぐらい)飲んだだけでかなり酔いが回ってしまいました。
ワインは昨日とあまり変化は無く、美味しく飲めました。(91点)


5/22(Sun)

昨日の夜から喉がおかしいなとは思っていたのですが、今日になって、鼻汁、咽頭痛、全身倦怠感が出現し、昼の間はずっと寝込んでいました。夜になって少し楽になったので、ワインを少しだけ飲むことにしました。

銘柄 Morey-Blanc Meursault 1er Cru Les Charmes 1997 2005052201.jpg(10975 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 91 (WA88-90)
説明 2005052203.jpg(4445 byte)2005052202.jpg(1922 byte)このワインはキャップシールはクルクルと回ったのですが、キャップシールを剥がしてみるとコルク上面にカビがビッシリと生えていました。抜きとったコルクを見ると、全周に渡ってコルク上端1/4から上端にかけてワインが滲み込んでいました。滲みこんでいる感じからして、熱を浴びたのではなく、コルクが緩くなって滲み出していったものと思います。
2005052204.jpg(2035 byte)抜き取ったコルクの下面を見ると、酒石酸の結晶が盛大に析出していました。
ワイン・アドヴォケイト誌(テイスターはロヴァーニ)ではこのワインの飲み後予測を2005年までとしていますが、飲んでみた印象では、ようやく飲み頃が始まった感じです。
インポーターは徳岡です。
感想 色調は中程度の濃さのややグリーンがかった金色です。グレープフルーツ、カスタードクリームのような良い香がします。アルコール度数表示は13.5%と高めですが、ミディアム・ボディで、酸とミネラルがしっかりしており、果実味もたっぷりで、まだまだフレッシュな味わいのワインです。フィニッシュはそう長くはありませんが、グレープフルーツのような快いニュアンスが口腔内に残ります。

5/21(Sat)

今日は家では飲みませんでした。Graciasの有料試飲については、ワイン日記Blog版へどうぞ。


5/20(Fri)

今日も一昨日の残りを飲みました。印象としては意外に悪くならない感じで、昨日と比べてあまり大きな変化は感じられませんでした。(88点)


5/19(Thu)

今日は昨日の残りを飲みました。香は昨日より更に開いた感じですが、ボテっとした印象が強くなってしまい、トータルでは昨日と同レベルという感じです。(88点)


5/18(Wed)

今日は時々激しい雨の降る不安定な天気でした。ワインはPaul Pillotのワインを初めて飲みました。ちょっと重たい感じのワインでした。

銘柄 Paul Pillot Chassagne-Montrachet 1er Cru Les Caillerets 1996 2005051801.jpg(11734 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 88 (WA89)
説明 ピヨを名乗るドメーヌはシャサーニュ・モンラッシェにいくつかあってややこしいのですが、ポール・ピヨはジャン・ピヨと並び有名なドメーヌです。このワインの飲み頃をロヴァーニ氏は1999年から2004年の間としていますが、飲んでみた印象でもそろそろ下り始めているのかなという気がします。
2005051802.jpg(4783 byte)
コルクの状態はかなり良いほうで、もう10年くらいはもちそうな感じです。ただし、10年後にはこのワインはおそらくフレッシュな果実味はすっかり失せているのではないかという気がするのですが。
インポーターは徳岡です。
感想 色調はやや濃い目の金色です。マロン・グラッセやハチミツのような良い香ですが、やや熟成が進みすぎたかなという感じもします。ミディアム〜フル・ボディ(アルコール度数表示は13.8%)で、酸はあまり強くなく、ミネラル感もそれなりの感じです。全体にぽっちゃりとした印象のワインで、カイユレというよりはモルジョあたりの味わいに近いなあと思いながら飲みました。

5/17(Tue)

今日は大丸梅田店のワイン祭に出かけ、テイスティング・コーナー(エノテカが担当)で4種類テイスティングしました。


5/16(Mon)

今日は家では飲みませんでしたが、仕事の帰りにGraciasに寄って、グラスワインを2種類楽しみました。


5/15(Sun)

今日は昨日の残りを、冷やし気味にして小さなグラスで飲みました。


5/14(Sat)

ブショネは辛いです...

銘柄 Albert Grivault Meursault 1er Cru Clos des Perrières 1997 2005051401.jpg(13619 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 判定保留 (BH87)
説明 クロ・デ・ペリエールはペリエールのサブ・クリマで0.95haの面積であり、グリヴォーのモノポールです。ブドウの樹は1985〜1989年の間に植え替えされているので、今後樹齢が上がるにつれてワインは更に良くなっていくことが期待されます。
2005051402.jpg(5001 byte)
このワインはキャップシールがクルクル回ったのですが、剥がしてみるとほんの僅かな液漏れがありました。抜き取ったコルクは結構もろくなっていた上に、全周に渡って上部1/3から最上部あたりまでワインが滲みこんでおり、熱を浴びて噴きこぼれたのではなく、コルクがもろくなったために滲み出してきたのではないかと思います。
なお、このワインは残念ながらブショネでした。まあ飲めないほど酷いレベルではないので、泣きながら飲むことにしましたが、香さえまともなら90点前後の点数をつけられるくらいの味わいだったので、とても残念です。
インポーターはラックです。
感想 色調はやや濃い目の金色です。香はブショネなので評価不能。ミディアム・ボディで、果実味は強い方で、酸はそれなりにあり、ミネラルは結構しっかりしています。フィニッシュはグレープ・フルーツのようなニュアンスがありが、若干の収斂性を感じます。

5/13(Fri)

今日は某ホテルで職場の歓送迎会でした。スペインのカヴァとチリの白・赤、計3種類のワインが飲み放題だったのですが、昨日まで飲んでいたフォンテーヌ=ガニャールのワインの方がまだましでした(苦笑)。


5/12(Thu)

今日も一昨日のワインの残りを飲みました。あまり昨日と比べて変化はありませんでした。(82点)


5/11(Wed)

今日は昨日の残りを飲みました。香が少し弱くなった半面、オイリーな舌触りが若干出てきて、トータルでは昨日並というところでしょうか。(82点)


5/10(Tue)

ここ数日は5月らしい爽やかな気候が続いています。

銘柄 Fontaine-Gagnard Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos St.-Jean 1996 2005051001.jpg(11083 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 82
説明 2005051002.jpg(4216 byte)フォンテーヌ=ガニャールは、シャサーニュ・モンラッシェにある中堅どころのドメーヌなのですが、過去あまり良い思いをしたことがありません。今回こそはと思ったのですが、また残念な結果に終わってしまいました。
ワインのコンディションとしては、コルクの状態も良く、上々の部類であったと思うのですが、如何せん果実味が薄く、これなら出来の良いブルゴーニュ・ブランを飲むほうがずっと美味しく飲めると思いました。
インポーターは徳岡です。
感想 色調はやや濃い目の金色です。香はハチミツ、マロングラッセのようで、なかなか素晴らしいです。ライト〜ミディアム・ボディで、ミネラル感はまあまああるのですが、酸は野暮ったい感じで、何より致命的なのは果実味が薄いことです。正直なところ、ブルゴーニュ白の一級畑もので、これだけ失望させられたのは久しぶりです。

5/9(Mon)

今日は完全禁酒日でした。


5/8(Sun)

今日はグラス・ワインを4種類楽しみました。詳細はワイン日記Blog版へどうぞ。


5/7(Sat)

今日は昨日の残りを飲みました。香が少し弱くなった気がしますが、味わいは円やかさを増した感じで、トータルでは昨日とほぼ同等というところでしょう。(93点)


5/6(Fri)

ゴールデン・ウイークも終盤ですが、私の出勤日は暦どおりなので今日は仕事でした。せめてワインぐらいは贅沢をと思い、下記のワインを飲むことにしました。

銘柄 Camille Giroud Corton-Charlemagne Grand Cru 1990 2005050601.jpg(10568 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 93
説明 MISE EN BOUTILLE DANS NOS CAVE と刻印されたコルク。右側が上面。 2005050603.jpg(4783 byte)カビが生えたコルク上面。噴きこぼれは認めず。 2005050602.jpg(2621 byte)カミーユ・ジローはかつてアンリ・ジャイエやラフォンなどのワインを購入して販売していたという噂のあるボーヌのネゴシアンですが、2002年にアメリカ人Joe WenderとAnn Colginに買収されました。
このワインのキャップシールはクルクルと回り、コルクはややヘタリはじめている感じでしたが、まずまず良好な状態でした。ただし、コルク上面にはビッシリとカビが生えていました。
インポーターはイー・エス・ジャパンです。
感想 色調はやや濃い目の金色です。モカ、キャラメルのような熟成したシャルドネならではの良い香が印象的です。ミディアム・ボディで、完全な辛口です。酸は柔らかですがしっかりしており、ミネラル感がたっぷりです。もう少しオイリーな舌触りがあれば完璧という気もしますが、それは無いものねだりでしょう。

5/5(Thu)

今日は昨日の残りを飲みました。全く衰えた印象は無く、美味しく飲めました(93点)。今日で飲みきってしまいましたが、明日以降に残しておいても良かったかもしれません。


5/4(Wed)

今日と明日の2日かけて飲むワインを何にしようかと考えた末、明日は子供の日なので息子の誕生ヴィンテージから下記のワインをチョイスしました。

銘柄 Arnaud Ente Meursault La Sève du Clos 2001 2005050401.jpg(12248 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 93 (WA94, IWC92+, BH89-92)
説明 2005050402.jpg(5035 byte)アルノー・アントは正規輸入元のかない屋(千商)がネット販売をしない方針のため、あまり見かけることはありません。最近価格が高騰してしまい、コシュ=デュリ、ラフォンに迫る価格設定となっています。
ムルソー・セーヴ・ド・クロは2000年まではムルソー・ヴィエイユ・ヴィーニュとしてリリースされていたワインで、畑こそ村名格のオルモーですが、樹齢が100年を超すというワインです。このワインは過去に1996年と1997年を飲んだことがあるのですが、濃密な果実味に対して、酸とミネラルがやや不足気味になりがちで、若いうちに飲んだほうが良いワインかなという印象を受けていたこともあって、今日開けてみたものです。飲んでみた印象としては、ピークに入ったところという感じで、もう3〜5年は充分楽しめると思いますが、それ以上は置かないほうがよいのではないかという気がします。
このワインは噴きこぼれた跡はありませんでしたが、抜き取ったコルクを見ると、上面から1/2程度から上面ギリギリまでワインが滲みこんでおり、コルクは余り長持ちしそうに無い感じでした。
インポーターはかない屋(千商)です。
感想 色調はやや緑がかった薄めの金色です。ノン・フィルターのためか、若干の濁りを認めます。香は白桃、ナッツ、グレープフルーツのようです。ミディアム〜フル・ボディで、果実味たっぷりの味わいで、酸とミネラルはしっかりしているのですが、バランス的に果実味優位かなという気がします。フィニッシュは甘酸っぱいオレンジを思わせるような長く心地よいものです。今ピークに入ってきた感じの非常に優れたワインですが、過去の経験からすると、あまり寝かせすぎない方が美味しく飲めるのではないかという気がします。

5/3(Tue)

今年のゴールデン・ウイークは遠出せずに近場ばかりです。せめてワインぐらいは少し贅沢しようかと思い、近所のビストロに以下のワインを持ち込みました。
写真は抜栓前の写真とコルクの写真を撮ったのですが、うっかり消してしまったため、空き瓶の写真のみとなってしまいました。

銘柄 Etienne Sauzet Puligny-Montrachet 1er Cru Les Champs Canet 1990 2005050301.jpg(13376 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 93
説明 このワインはキャップシールが回らなかったので、噴きこぼれているのかなと思っていたのですが、キャップシールを剥がすとコルク上面には黒カビがビッシリと生えており、コルクの上部のかなりの位置まで黒カビが侵入していました。コルクは全面に渡ってワインが滲みこんでおり、熱を浴びたのではなくコルクが緩くなってワインが滲みこんだものと考えられます。ソゼの1990年ものは同時期に4本購入したのですが、今日のワインも含めて既に飲んだ3本のコルクは今回と同様の状態で、当時のソゼが使っていたコルクの品質がもう一つだったのかもしれません。味わいには熱を浴びた痕跡は感じられず、今まさにピークを迎えたと思われるブルゴーニュ白の醍醐味を味わいました。
感想 色調はやや濃い目の金色です。モカ、ナッツのような熟成したシャルドネ特有の良い香がします。ミディアム・ボディで、果実味たっぷりですが、それと釣り合う酸とミネラルがあり、トロっとしたオイリーな舌触りも結構あります。フィニッシュは綺麗な酸の余韻が長く残る素晴らしいものです。レベル的にはほとんどグラン・クリュの域だろうと思います。

5/2(Mon)

今日は昨日の残りを飲みました。昨日に比べ、香は弱くなってしまいましたが、果実味が開いてきて、タンニンは滑らかになりました。トータルでは昨日と同レベルですが、料理とあわせずに単独で飲むなら、今日の方がよいと思いました。(90点)


5/1(Sun)

今日は午前中から雨が降り出し、一日中雨でした。

銘柄 Bernard Dugat-Py Gevrey-Chambertin Coeur du Roi Vieilles Vignes 1995 2005050101.jpg(11923 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 90 (WA90-92, IWC88(+?), WS95)
説明 2005050102.jpg(4824 byte)個人的には、デュガ=ピィのワインはかなりの熟成期間が必要で、若いうちにコルクを抜くべきワインではないと思っています。グラン・クリュだと圧倒的な果実味のため、若いうちでもそれなりに楽しめるのですが、村名やACブルゴーニュだと、若いうちは無口で、伝え聞くベルナールの人物像そのものの寡黙なワインだというのが偽らざる印象です。
このワインの飲み頃について、ロヴァーニ氏は2003〜2011+としていますが、2005年の今日、まだまだワインは若々しく、飲み頃を迎えるまでもうしばらくの時間が必要なようです。
コルクの状態は瓶詰め後8年以上を経過したとは思えないほど良好で、瓶としっかり密着していました。
なお、デュガ=ピィのクール・ド・ロワはヴィンテージにより畑の構成が違うのですが、1995年の場合、ロヴァーニ氏によると、一級のPetite Chapelleと村名のEvosselles、Coeur de Lionの混醸とのことです。
インポーターはやまやです。
感想 色調はエッジがややオレンジがかった中程度の濃さのルビー色です。スパイス、黒系果実、腐葉土のような複雑な良い香がします。ミディアム・ボディで、まだまだ硬い感じの味わいで、果実味は充分感じられるものの、酸が強く、タンニンは刺激的ではないもののかなり強く、歯茎に痺れた感じが残ります。フィニッシュはミネラリーで爽やかな印象が長く残ります。まだ飲み頃というには早かったなあというのが正直なところです。