2005年7月


7/31(Sun)

今日も近所のおにぎり屋さんへ、朝から息子を連れて買い物に行きました。プレゼントでカブトムシのペアをもらった息子は昨日に引き続き大喜びでした。
買い物から帰った後、遠路、日出鮨までワイン会に出かけました。
1989年のブルゴーニュ白を集めたワイン会で、ラインナップは、

François Jobard Meursault 1er Cru Les Genevrières
Domaine du Duc de Magenta Puligny-Montrachet 1er Cru Clos de La Garennne
Amiot-Bonfils Puligny-Montrachet 1er Cru Les Demoiselles
Prosper Maufoux Le Montrachet Grand Cru

というものでした。ワイン会の詳細はBlogの方に掲載しますが、私の持ち込んだのは下記のワインでした。

銘柄 François Jobard Meursault 1er Cru Les Genevrières 1989 2005073101.jpg(14950 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 93 (WA93)
説明 フランソワ・ジョバールはヴィンテージによる差が大きいのか、これまで飲んだ中では1989年のシャルムは素晴らしかったものの、1993年のポリュゾ、ジュヌヴリエール、1994年のシャルムは平凡な出来でした。今回飲んだ1989年のジュヌヴリエールはシャルム同様素晴らしい出来でした。
感想 色調はやや濃い目の金色です。モカ、キャラメルのような熟成したシャルドネ特有の素晴らしい香がします。ミディアム・ボディで、トロっとした舌触り、綺麗な酸、ミネラルのバランスが絶妙です。当日2時間かけて会場に持ち込んだというハンディを考えれば、本来の実力はもっと上だったのかもしれません。

7/30(Sat)

近所のおにぎり屋さんで、一定価格以上の買い物をした人に、プレゼントでカブトムシやクワガタムシをプレゼントするというので、朝から息子を連れておにぎりを買いに行きました。プレゼントでノコギリクワガタのオスをもらった息子は大喜びでした。
ワインは昨日の残りを飲みました。昨日に比べて味わいにまとまりが出てきて美味しくなったので、点数を上方修正しました。


7/29(Fri)

ブルゴーニュ白は、赤と比べれば若いうちから楽しめますが、それでも飲んでいて疲れるなあという印象は否めません。このため、あまり若いワインは飲まないようにしているのですが、セラーが満杯になってきたこと、手元にある熟成したワインが少なくなってきたことから、最近若いワインを飲むことが多くなっています。

銘柄 Jean-Marc Pillot Chassagne-Montrachet 1er Cru Clos St.-Marc 2002 2005072901.jpg(12068 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 91->92 (IWC95(+?), BH92)
説明 2005072902.jpg(4973 byte)Clos St.-MarcはVergersのサブ・クリマで、ジャン=マルク・ピヨの看板ワインの一つです。この2002年ものはタンザーが95点をつけたので3本購入したのですが、どのようなワインか確かめておこうと思い1本開けてみたものです。飲んでみた印象としては、酸がそれほど強くないのでそれほど長熟ではないような気がしますが、一方で現時点では構成要素が調和しておらず、もう2〜3年は待った方が良さそうです。
コルクは結構良いものが使われており、状態は極めて良好でした。
インポーターは松澤屋です。
感想 色調はやや薄めの金色です。アプリコット、青りんごのような香です。ミディアム〜フル・ボディ(アルコール度数表示は13.5%)で、口に含んだ途端オイリーな舌触りを伴う強い果実味を感じます。酸は綺麗ですが、オイリーな舌触りが強いため、バランス的にやや酸が不足しているように感じます。また、各構成要素がまだまだバラバラな感じで、あと2〜3年は待った方がよさそうですが、そこから先さらに熟成していくのかどうか、判断に悩むところです。
(二日目)昨日よりまとまりが良くなりました。昨日の時点でも91点か92点か悩んだのですが、今日のこの味わいなら文句なく92点です。

7/28(Thu)

今日の大阪は暑かったです。夕方になっても気温が下がらず、汗だくになって家に帰り着きました。
ワインは昨日の残りを飲みました。ヴァキュヴァンせずに栓だけして野菜室に置いていたのですが、昨日と比べ若干果実味が散漫になってしまいました。(88点)


7/27(Wed)

今日の大阪は日中こそ暑かったですが、朝夕は結構涼しくなり、過ごしやすい一日でした。

銘柄 Henry-Frédéric Roch St.-Romain 2000 2005072701.jpg(21379 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 89
説明 2005072702.jpg(4192 byte)ドメーヌ・ド・ラ・ロマネコンティの共同経営者であるアンリ=フレデリック・ロックはプリューレ=ロックというドメーヌを所有していますが、このワインはネゴシアンもので、アンリ=フレデリック・ロックの名で販売されています。
コルクはあまり上等とはいえず、2000年のワインなのにコルクは既にやせてしまい、上部ギリギリのところまでワインが滲みこんでいます。抜栓するときもコルクはかなり緩く、あっさりと抜栓できました。 リアルワインガイドの評価は、90/91点と概ね納得のいくものですが、飲み頃が今から2015年というのはどうかな、という気がします。ワイン自体それほど長熟なつくりではないように思いますし、コルクの質が良くないので、あまり長く置かないほうが良いように思います。
インポーターはINAです。
感想 色調はやや濃い目の金色です。グレープフルーツ、青りんご、マッシュルームのような香です。ミディアム・ボディで、口に含んだ途端に口腔一杯に広がる果実味に圧倒されます。ミネラリーで、酸は伸びやかで、ほのかな甘味を感じます。欲を言えば、少し単調な気もしますが、4,000円弱の価格で購入したことを思えば、見事な出来映えのワインです。

7/26(Tue)

今日の大阪は、久しぶりに最高気温が30度を割り込んだようです。
ワインは昨日の残りを飲みました。若干円やかになったかなという気もしますが、点数を上方修正するほどではないです。(86点)


7/25(Mon)

一昨日クロード・デュガのワインを開けたので、今日はクロード・デュガの子供たちが運営するネゴシアン、ジブリオットのワインを飲んでみることにしました。

銘柄 La Gibryotte Gevrey-Chambertin 2002 2005072501.jpg(11600 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 86
説明 2005072502.jpg(4577 byte)ジブリオットはクロード・デュガの子供たちが営むネゴシアンです。しかし、ワインはクロード・デュガのものとは別物で、あの口に含んだ途端に感じる弾けんばかりの果実味は感じられず、正直なところ可も無く不可もなしという感じのワインです。このワインは某ショップの4本1万円セールのうちの1本で、私の購入価格は2,500円といったところなので、まあ良い買い物だったかなという気がしますが、これが5,000円だったら少しがっかりしただろうと思います。
リアルワインガイド第6号では88/89点でしたが、少し甘めの点数かなという気がします。
インポーターはミレジムです。
感想 色調はやや濃い目の赤紫色です。フランボワーズ、スパイスのような香がします。ミディアム・ボディで、果実味は2002年の上級クラスのような圧倒的なものとは次元が違うもののそれなりにあり、タンニンと酸は若いワインとしては控えめで、今でもそこそこ美味しく飲めます。とはいうものの、熟成したブルゴーニュ赤と比べるとタンニンと酸はきつく、飲んでいて疲れる感じは否めません。多分あと3〜5年は寝かせておいた方が良かったのでしょう。

7/24(Sun)

今日は一昨日開けたラモネと昨日開けたデュガの残りを飲みました。
ラモネは今日もまだ衰えた印象は無く、美味しく飲めました。(93点)
一方、デュガは室温で一晩放置したためなのか、かなり果実味が散漫になってしまい、バランス的に酸が目立つようになってしまいました。(89点)


7/23(Sat)

昨日開けたラモネはまだ半分残っているのですが、夕食が牛肉料理だったため、ラモネはグラス2杯程度を食前酒がわりにして、赤を開けることにしました。
ラモネは昨日に比べて若干まとまりが出てきたかなという気がしますが、それほど大きな変化ではありませんでした。(93点)

銘柄 Claude Dugat Gevrey-Chambertin 1997 2005072301.jpg(13231 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 91 (IWC90, WS89)
説明 2005072302.jpg(4420 byte)クロード・デュガはブルゴーニュ赤では5本の指に入る(後の4本は誰かなあ、DRC、ルロワ、デュガ=ピィ、ヴォギュエあたりかなあ、でもルーミエやユベール・リニエも捨てがたいし、多分あまり支持は得られないだろうけれどジョルジュ・ミュニュレなんか個人的には好きです。他にも候補は沢山ありそうですが...)生産者でしょう。デュガのワインは若いうちから溢れんばかりの果実味を満喫させてくれますが、ある程度熟成させたほうがタンニンも酸も滑らかになり、美味しく飲めるように思います。
このワインは3年前に試したのですが、その時は今から思うと閉じ気味でしたが、今日はかなりその時と比べて改善したように思います。
コルクはかなり緩くなっており、もうしばらく経つとワインが滲み出してしまったのではないかという気がします。
インポーターはミレジムです。
感想 色調はエッジにややオレンジがかった濃い目の赤紫色です。鉄、毛皮、スパイス、黒系果実のような香がします。ミディアム・ボディで、口に含んだ途端、弾けんばかりの果実味が口腔一杯に広がります。タンニンは柔らかく、酸は意外にしっかりしています。フィニッシュはダークチェリーを思わせるニュアンスが長く続きます。ピークというにはまだ早い気もしますが、若いころのような疲れるどぎつさはすでに影を潜め、リラックスしながら楽しむことが出来ました。

7/22(Fri)

セラーからはみ出して冷蔵庫に進出してしまったワインたちを撤退させるため、また近々到着するワインのセラースペースを確保するため、ここんとこ飲むペースが随分上がってしまっています。早く本来のペースに戻したいのですが...

銘柄 Ramonet Chassagne-Montrachet 1er Cru Ruchottes 2002 2005072201.jpg(11184 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 93 (IWC93, BH90-93)
説明 2005072202.jpg(5264 byte)ラモネのシャサーニュ・モンラッシェ一級ルショットの2002年ものは何本か買い込んだので、ポテンシャルを測るために1本は若いうちに開けようと考えていました。一昨日同一のワインの2001年ものを開けたので、まだ2001年ものの記憶が新しいうちに、2002年ものも飲んで比較してみようと思い、今日開けてみる事にしました。
コルクは若干の熱を浴びたと思われる跡がありましたが、味わいには異状は感じられませんでした。
2001年ものがスケール感こそ無いものの現時点である程度まとまった印象であるのに対し、2002年ものは逆に現時点では各構成要素がバラバラな感じですがスケールの大きいワインであると感じました。
インポーターはトーメンです。
感想 色調は僅かにグリーンがかった薄めの金色です。白桃、マンゴー、ナッツのような香がします。ミディアム〜フル・ボディで、弾けんばかりの強烈な果実味が口に含んだ途端炸裂する感じです。その一方でミネラル感もあり、綺麗な酸も伴っています。レベル的には完全にグラン・クリュです。しかしながら、まだ各要素がバラバラな印象で、飲んでいて疲れる感のあることは否めません。次に楽しむのはもう5年ぐらい先にしたいと思います。

7/21(Thu)

今日は昨日の残りを飲みました。あまり変化は無く、美味しく飲めました。(92点)


7/20(Wed)

今日は息子の幼稚園の終業式。一学期間、よく頑張ったものです。ということで、息子のヴィンテージのワインを開けることにしました。

銘柄 Ramonet Chassagne-Montrachet 1er Cru Ruchottes 2001 2005072001.jpg(13554 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 92 (WA89, IWC90, BH92)
説明 2005072002.jpg(4858 byte)ラモネはかつてはラフォンやコシュ=デュリと並び賞されたドメーヌですが、Wine Advocate誌の評価の低下のためか、かつてのファンの間で味が変わったという評判が広がったためか、最近は随分と入手しやすくなっています。
しかし、個人的には今でもトップクラスだと思いますし、ここ数年価格が上昇していないため、ブルゴーニュ白の中ではコスト・パフォーマンスが高い方になってきたように思います。特に個人的に一押しなのが一級畑のルショットで、シャサーニュの一級ワインとしては、一、二を争うワインだと思います。
ラモネのコルクは長く良質なものが使われていますが、壜は通常のものなので、密着性を考えると、どれだけ効果があるのかなあという気がします。
このワインの飲み頃について、Wine Advocate誌は2004〜2010年、Burghound.comは2009〜2015年としていますが、今飲んで充分美味しいワインであると同時に、あと5年ぐらい待てば更に素晴らしい味わいになっているのではという気がします。まだ何本かストックがありますが、次は2008年ごろに開けてみたいなという気がします。
インポーターはトーメンです。
感想 色調は薄めの金色です。白桃、グレープフルーツ、ナッツのような素晴らしい香がします。ミディアム・ボディで、外向的な果実味と、綺麗な酸、しっかりとしたミネラルが現時点でもバランスが良く、美味しく飲めます。フィニッシュも長く心地よいものです。現時点で充分美味しいので、待つ必要は全く無いと思いますが、熟成により更に良くなりそうです。

7/19(Tue)

昨日近畿は梅雨明けだったようですね。
今日は3日前に開けたフェーヴルの残りを飲みました。流石に果実味がかなりへたってしまい、抜栓当日に比べると随分落ちてしまった感じです。しかし、抜栓当日の味わいを知らなければ、充分美味しいと思ったでしょう。(89点)


7/18(Mon)

2005071801.jpg(45082 byte)今日は職場関係の友人たちと豊中駅近くのビストロ疋田でワイン会でした。

参加者は私を含めて6人で、持ち込んだワインは、
Paul Pillot Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot 1981
Coche-Dury Meursault Vireuils 1997
Bonnefond(Roumier) Ruchottes-Chambertin Grand Cru 1992
Armand Rousseau Chambertin Clos de Bèze Grand Cru 1992
の4本でした。

Paul Pillot Chassagne-Montrachet 1er Cru Morgeot 1981は、今年購入したワインですが、ラベルは非常に綺麗なので、多分最近になってドメーヌから出荷されたワインだろうと思います。液面も結構高いので、リコルクされているかもしれないと思ったのですが、抜き取ったコルクはかなりボロボロで、リコルクはされていない感じでした。正直なところ、あまり期待していなかったワインなのですが、綺麗に熟成していて、熟成したブルゴーニュ白の醍醐味を満喫させてくれました。コシュ=デュリのあとに飲むのでは荷が重いかと思ってこちらのワインを先にしたのですが、これだけの凝縮間があるのなら、コシュ=デュリを先に持ってきたほうが良かったかもしれません。(92点)

Coche-Dury Meursault Vireuils 1997は、通常のコシュ=デュリのワインのラベルではなく、畑のオーナーの方でラベルを貼って出荷しているもののようです。ワインはまだまだ若々しく、もう2〜3年待った方が良かったなあという感じです。とはいえ、今でも充分美味しく飲めましたが。(92点)

Bonnefond(Roumier) Ruchottes-Chambertin Grand Cru 1992は、ルーミエがつくっているルショット・シャンベルタンの畑のオーナーが自分の名前で出しているワインです。透明感ある引き締まった味わいのワインでしたが、ルソーのクロ・ド・ベーズと比較してしまうと少し辛いかなという感じでした。(91点)

Armand Rousseau Chambertin Clos de Bèze Grand Cru 1992は、ちょうど今飲み頃に入ってきた感じで、今日の会のトリに相応しいワインでした。1992年はブルゴーニュ赤にとって決して恵まれた年とはいえないのですが、そのような年であっても、良い生産者・良い畑だと結構良いワインが出来るものだなあと改めて感じました。(93点)

料理もいつもながら、ワインとの相性に配慮してつくっていただき、とても美味しくいただきました。


7/17(Sun)

今日は近所のビストロに行くことになったので、下記のワインを持ち込みました。

銘柄 Bitouzet-Prieur Meursault 1er Cru Les Perrières 1990 2005071701.jpg(12142 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 89
説明 2005071702.jpg(4185 byte)ビトゥゼ=プリュールは赤白ともに中堅どころといった感じの生産者で、あまり市場で見かけることの無い生産者です。私がこの生産者のワインを飲むのは、2000年9月にムルソー一級シャルムの1996年(88点)、同じく11月にヴォルネイ一級タイユピエ(86点)を飲んで以来です。その時の印象は可もなく不可もなしという感じだったのですが、今回も同じような印象を受けました。
コルクの状態はあまり良くない感じで、かなり脆くなってきています。ワインのほうも2時間ほどの間に、酸化したニュアンスが出始めていましたから、今飲んでしまって良かったのではないかと思います。
インポーターは出水商事です。
感想 色調はやや濃い目の金色です。ハチミツ、ナッツのような香ですが、やや弱めです。ミディアム・ボディで、果実味は結構しっかりしており、酸もしっかりしていますが、ミネラル感が少し不足気味で、味わいはやや単調です。悪くは無い出来ですが、良年のムルソー・ペリエールなので、もっと高いレベルを期待したかった気もします。

7/16(Sat)

今日はまず、昨日の残りを飲みました。果実味がフェードアウトしてしまい、タンニンがドライに感じられ、酸もザラザラしてきた感じです。やはり、もうピークを過ぎつつあるのでしょう。(86点)
少し物足らなかったので、もう1本開けてみました。

銘柄 Domaine William Fèvre Chablis Grand Cru Valmur 2000 2005071601.jpg(13360 byte)
産地 France, Bourgogne/Chablis
評価 Chobi 92 (WA91, IWC93(+?), BH94)
説明 2005071602.jpg(4563 byte)フェーヴルは大手シャンパン・メーカーのアンリオに買収されて以来、品質の改善が著しいドメーヌ兼ネゴシアンです。個人的には、2000年以降はラヴノー、ドーヴィサの二強に肉薄するところまで来ているのではないかと思っていましたが、今日飲んだこのワインは、その思いを裏付ける素晴らしいワインでした。
Wine Advocate誌はこのワインの飲み頃を2003〜2012年、Buruhoud.comでは2007〜2015年としています。今日飲んだ感じでは、ピークはあと3〜5年先という感じでしたが、今飲んでも充分美味しいです。 なお、このワインのコルクの状態は非常に良好でした。
インポーターは松澤屋です。
感想 色調は非常に薄い金色です。ライム、マンゴーのような香がします。ミディアム・ボディで、甘味を伴う強烈な果実味のアタックに圧倒されます。綺麗な酸とミネラル感が感じられるので、やはりこれもシャブリかなと思いつつ、ブラインドで出されたら、ムルソー一級と答えてしまったのではないかなあという気がします。ピークを迎えるのはまだ先だとは思いますが、現時点でも美味しく飲めます。

7/15(Fri)

Blogの方が10,000ヒットを突破したので、とっておきを開けてみたのですが...

銘柄 Domaine de Chezeaux Griotte-Chambertin Grand Cru 1988 2005071501.jpg(13312 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 90
説明 2005071502.jpg(6654 byte)ドメーヌ・デ・シェゾーは所有する畑の全てを複数の生産者に貸し出しています。シャンベルタンやクロ・サン・ドニは全てポンソに貸し出しているので混乱はないのですが、グリオット・シャンベルタンの場合、ポンソ以外の生産者(現在はルネ・ルクレールだそうです)にも貸し出しているため、誰がつくったワインなのかわからない場合が多く悩ましいところです。ところが、このワインは通常のドメーヌ・デ・シェゾーのワインのラベルと違って、はっきりとポンソがつくったことが書かれています。このタイプのラベルは先日飲んだ1988年のシャンベルタン以外見たことが無く、どういう素性のものかよくわかりません。
2005071504.jpg(4429 byte)2005071503.jpg(2602 byte)キャップシールを剥がすと盛大に液漏れした跡がありましたが、抜き取ったコルクをみると熱を浴びた痕跡はみられず、コルクが緩くなって漏れてきたものではないかと思います。ただし、味わいの方はピークを過ぎてしまったかなあという感じで、価格を考えると少し不満の残る一本でした。
インポーターはジャパンインポートシステムです。
感想 色調は全体にややオレンジがかった中程度の濃さのルビー色です。赤系果実、小梅キャンディーのような良い香がします。ミディアム・ボディで、果実味はややフェードアウト気味で、タンニンはまだしっかりしていますが滑らかで、酸はしっかりしています。フィニッシュはサクランボやフランボワーズを思わせる心地よいものです。とはいえ、全体の印象としてピークを過ぎてしまっているのではという印象は否めません。

7/14(Thu)

2005071401.jpg(41511 byte) 今日は職場の有志を集めて食事会(ワイン会)でした。

準備したワインは、
Pascal Cotat Sancerre la Grande Cote 2002 ×2
Vincent Dureuil-Janthial Rully 1er Cru Le Meix Cadot Cuvée Unique 1998 ×2
Louis Remy Chambertin Grand Cru 1977×2
Huet(Domaine le Haut Lieu) Vouvray Moelleux le Haut Lieu 1997
の7本で、12人の参加者で飲みました。

Pascal Cotat Sancerre la Grande Cote 2002は、以前に一度飲みましたが、メロンやイチジク、ハーブのような香が素晴らしく、果実味と酸とミネラルのバランスが秀逸なワイン。フィニッシュは一切の雑味が無い透明感溢れるもの。今日の一番人気で、参加者のうち8人がこのワインが一番好きということでした。(92点)

Vincent Dureuil-Janthial Rully 1er Cru Le Meix Cadot Cuvée Unique 1998は、つい先日も飲みましたが、1998年のワインとしては随分熟成が進み、プリンや焼いたキャラメルを思わせる香が強く、味わいの方もかなり熟成を感じさせるワインでした。良いワインだと思いますが、コタのサンセールの後では荷が重かったか、参加者の中でこのワインが一番という人はいませんでした。ただし、お店のマスターはこのワインが一番好きということでしたが。(88点)

Louis Remy Chambertin Grand Cru 1977は、リコルクされたようで液面は高く、ワインの色合いもあまり褐変していませんでした。小梅キャンディーを思わせる香で、タンニンはすっかり溶けきり、まるで梅酒のような味わい。傑出したワインとまではいきませんが、なかなか楽しませてくれました。参加者のうち3人がこのワインが一番好きということでしたが、2人はBVのワインなので、少し割り引いた方が良いかもしれません。(90点)

Huet(Domaine le Haut Lieu) Vouvray Moelleux le Haut Lieu 1997は、甘口ワイン。貴腐も結構使われているそうです。酸が凄く綺麗でしっかりしており、そのお蔭で甘さがべとつかず、美味しかったです。(90点)


7/13(Wed)

今日は昨日の残りを飲みました。昨日抜栓して1時間の間に劇的に変わったので、一晩経ってかなり変化するのかなと予想していたのですが、あまり変化はありませんでした。(88点)


7/12(Tue)

2002年のシャブリはこれで8種類目ですが、生産者・畑により味わいが随分違うものだなと改めて感じます。つい先日飲んだパンソンはかなり果実味優位のリッチなワインで、ある意味シャブリらしくないワインでしたが、今日のワインは細身でミネラリーな、いかにもシャブリという感じのワインでした。

銘柄 Moreau-Naudet Chablis Grand Cru Valmur 2002 2005071201.jpg(10391 byte)
産地 France, Bourgogne/Chablis
評価 Chobi 88 (BH92)
説明 2005071202.jpg(5193 byte)モロー=ノーデは醸造に当たって、ステンレス2/3、樽(ほとんど古樽)1/3を使用し、瓶詰めの際には清澄と濾過の両方を行うそうです。ヴァルミュールはこのドメーヌのフラッグ・シップで、0.6haの区画を所有し、1978年に植樹されたブドウだそうです。2002年のヴァルミュールの収量は32hl/haだったとのこと。
Burghound.comではこのワインの飲み頃を2009年以降としていますが、確かにまだまだ飲むには早かった感じです。
インポーターはやまやです。
感想 色調は非常に薄い緑がかった金色です。グレープフルーツ、グリーンアップルのような香がします。ライト〜ミディアム・ボディで、非常にミネラリーで酸が綺麗です。しかし、抜栓直後は果実味が完全に閉じており、どうにもならない感じでした。ところが、時間経過とともに果実味が開き始め、一時間ほどするとかなり美味しく飲めるようになりました。細身でミネラリーな、私のイメージにあるシャブリにピタリと当てはまる感じの味わいです。とはいうものの、現時点での味わいはこのワインの全貌を現しているとはとても思えず、飲み頃を迎えるにはあと5年ぐらいかかるのではないかという気がします。

7/11(Mon)

今日は職場関係の付き合いがあったので、ワインは抜きです。


7/10(Sun)

明日は私の誕生日なのですが、今日前倒しで家族でお祝いすることになり、京都の日出鮨へ出かけました。お店で頼んだFaiveley Corton Clos des Corton 1990は、まだ若干ピークには早い感じでしたが、美味しかったです。お寿司もワインと結構合って、大満足でした。詳細はワイン日記Blog版の方へどうぞ。


7/9(Sat)

今日は昨日の残りを飲みました。若干果実味が後退し、バランス的にさらに酸っぱくなった感じです。(88点)


7/8(Fri)

今年の阪神は開幕前はほとんどの評論化がBクラスと予想しており、今でもそんなに強いチームという印象は無いのですが、いつの間にか2位中日と8ゲームの差をつけて独走状態となりました。このまま優勝してくれたらどのワインを記念に開けるか悩ましいところです。

銘柄 Boyer-Martenot Meursault 1er Cru Les Perrières Réserve 1996 2005070801.jpg(13294 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 89 (WA94)
説明 2005070802.jpg(4870 byte)ボワイエ=マルトノはWine Advocate誌をはじめとするワイン専門誌からは高く評価されている生産者なのですが、私はこの生産者のワインであまり感動したことが無く、これまで尽く期待はずれに終わっています。このワインはこれまで飲んだこの生産者のワインの中では最上のものでしたが、Wine Advocate誌でRovani氏のつけた94点という点数には首を傾げざるを得ません。
コルクは下部に全周に渡ってワインが滲みこんでいましたが、まあコンディションの良いほうであろうと思います。
なお、ボワイエ=マルトノのワインは通常のキュヴェとアメリカのノース・バークレイ社や日本のテロワール社に出荷されるバレル・セレクションのキュヴェがありますが、このワインはノース・バークレイ社に出荷されたバレル・セレクションでした。
感想 色調はやや濃い目の金色です。熟成したシャルドネ特有のモカ、ナッツのような香がします。ライト〜ミディアム・ボディで、果実味とミネラルはまずまずですが、酸が強烈で、酸の強いワインを好む私でも酸っぱいなあと感じてしまいます。フィニッシュもまるでレモンスカッシュを飲んだ後のようです。これまで飲んだこの生産者のワインの中では最上だと思いますが、良年のムルソー・ペリエールとしては期待はずれの味わいだなというのが偽らざる感想です。

7/7(Thu)

今日は七夕ですが、大阪は昼過ぎから生憎の雨空となってしまいました。まあ、帰宅するときに雨が止んでくれたのは助かりましたが。
ワインは昨日の残りを飲みました。昨日より若干香が甘い感じになり、良くなったように感じましたが、評価点を変えるほどの大きな変化ではありませんでした。(90点)


7/6(Wed)

2012年のオリンピックの開催地がロンドンに決まりましたね。サッカーのベッカム選手が喜ぶ姿が印象的でした。

銘柄 Philippe Pacalet Gevrey-Chambertin 2003 2005070601.jpg(10824 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 90
説明 2005070602.jpg(3171 byte)先日飲んだポマールに続き、パカレの2003年を飲むことにしました。前のポマールもそうでしたが、パカレの2003年のワインは透明感のある出来で、黙って出されたら2003年と当てる自信は全くありません。
このワインは噴きこぼれはありませんでしたが、コルクを見ると若干の熱を浴びたのではないかと思わせる痕跡がありました。幸い、味わいの方には私に感じ取れる異状はありませんでした。
リアルワインガイド Vol.10では90/91点となっていましたが、妥当なところだろうと思います。
インポーターはINAです。
感想 色調は中程度の濃さのやや暗めのルビー色です。グラスに注いだ直後は若干の還元臭(といっても先日飲んだポマールよりはずっと弱いものです)を感じますが、軽くスワリングすると、キャンディにくるまれたプラム、コーヒー、スパイスのような複雑な良い香となります。ミディアム・ボディで、口に含むとじわっと広がる果実味、綺麗な酸、滑らかだがしっかりしたタンニンがバランスよくまとまっています。フィニッシュは口腔一杯にゆっくりと広がる感じが長く続きます。

7/5(Tue)

今日は昨日の残りを飲みました。あまり大きな変化は無く、美味しかったです。(88点)


7/4(Mon)

今年の梅雨は雨が少ないと思っていたら、ここ3日ほどは凄い雨。通勤が大変です。

銘柄 Pinson Chablis Mont de Milieu 2002 2005070401.jpg(11407 byte)
産地 France, Bourgogne/Chablis
評価 Chobi 88 (IWC88(+?), BH91)
説明 2005070402.jpg(4780 byte)パンソンはシャブリの優良生産者の一つですが、これまで試してみる機会が無く、今回初めて飲みました。このドメーヌのフラッグ・シップは特級のレ・クロで、それに続くのが5つの一級畑で、このモン・ド・ミリューもその一つです。
このドメーヌは新樽も使用しているようですが、このワインの新樽比率についてはわかりませんでした。
Burghound.comはこのワインの飲み頃を2007年以降としていますが、確かにもう2〜3年待てばさらに美味しくなるのではないかという気がします。
なお、コルクには若干の熱にさらされたらしい痕跡がありましたが、味わいの方には特に異状は感じられませんでした。
インポーターは中島菫商店です。
感想 色調はかなり薄めの金色です。グレープフルーツのような柑橘系の香に、わずかながらナッツのようなニュアンスを感じます。ミディアム・ボディで、弾けるような果実味と、綺麗な酸、強いミネラル感を感じます。フィニッシュも柑橘系の爽やかなニュアンスが長く続きます。欲を言えばあまり複雑さを感じないところが上のクラスとの差かなという気がしますが、価格(2,000円台半ば)を考えれば、コストパフォーマンスは極めて高いと思います。

7/3(Sun)

今日は一昨日開けたシャブリの残りと昨日開けたヴォルネイの残りを飲みました。
シャブリは今日も衰えた気配はなく、美味しさ全開でした。多分熟成させればもっと良くなるのだろうとは思いますが、今時点でも充分美味しいので、数日かけて飲むのなら、今飲んでしまっても良いかなという気がします。このワインはもう1本持っているのですが、いつ開けるか悩ましいです。(92点)
ヴォルネイは、香がさらに良くなった半面、果実味がかなりフェードアウトしてしまい、酸がやや目立つようになりました。(90点)
結局、3日で2本飲み干してしまい、酒量の少ない私には明らかなオーバーペース。とはいえ、購入したワインが間もなく大量に到着するので、セラースペースを確保する必要があるため、ここしばらくはオーバーペースが続きそうです。


7/2(Sat)

今日は最初、夕食前に昨日の残りを飲み始めました。昨日と比べて大きな変化は無く、美味しく飲めました。(92点)
ところが、夕食が牛肉料理だったので、赤ワインが欲しくなって急遽下記のワインを開けることにしました。

銘柄 Michel Lafarge Volnay 1er Cru Clos du Château des Ducs 1991 2005070201.jpg(13970 byte)
産地 France, Bourgogne
評価 Chobi 91
説明 ミシェル・ラファルジュはヴォルネイの優良生産者の一つです。クロ・デュ・シャトー・ド・デュックはこのドメーヌの双璧(もう一つはクロ・デ・シェン)で、このワインが造られた当時は40年程度の樹齢だったようです。
2005070203.jpg(3956 byte)2005070202.jpg(2502 byte)このワインのキャップシールはクルクルと回りましたが、キャップシールを剥がすと古い液漏れの跡がありました。コルクを見ると、全周に渡ってワインが滲みこんでおり、熱を浴びたというよりはコルクが痩せてワインが滲み出してきた感じです。
ワインはピークを過ぎつつある感じで、もうこれ以上待たない方が良い感じです。
インポーターはラックです。
感想 色調はエッジにややオレンジがかった、中程度の濃さのルビー色です。ドライフルーツ、枯葉のような熟成したピノ・ノワールならではの良い香がします。ライト〜ミディアム・ボディで、やや酸が目立つかなという印象はあるものの、落ち着いた果実味と滑らかなタンニンとのハーモニーはなかなかのものです。フィニッシュも心地よい酸が長く残ります。美味しいワインですが、もう少し前に飲んでいればもっと美味しかったのかなという印象のワインでした。

7/1(Fri)

ブルゴーニュ・ワインをあまり若いうちに飲むのは避けたいのですが、最近若いブルゴーニュをテイスティングできる機会が無いので、2003年の白の実力を測るために、このワインを開けてみました。

銘柄 René et Vincent Dauvissat Chablis Les Clos 2003 2005070101.jpg(12724 byte)
産地 France, Bourgogne/Chablis
評価 Chobi 92 (IWC92-95, BH90-92)
説明 シャブリの生産者について相撲に倣って番付表をつくるとしたら、横綱はラヴノーで、大関がこのルネ・エ・ヴァンサン・ドーヴィサ、関脇・小結クラスは数多くいて、その中から大関昇進の筆頭候補がフェーヴルではないかと、個人的に考えています。
2003年のフランスは猛暑に襲われましたが、シャブリ地区も例外ではなく、この年のシャブリ地区のワインは例年に比べてリッチでエキゾティックなワインになったといわれています。このワインも、ドーヴィサの過去のヴィンテージのワインと比べると非常にリッチな仕上がりとなっており、ブラインドで出されたらニューワールドのシャルドネと間違えたかもしれません。
Burghound.comはこのワインの飲み頃を2008年以降としていますが、今飲んでも充分楽しめるワインだと思います。飲むときには大振りのグラス(例えば、リーデルのヴィノム・シリーズのブルゴーニュ)で、温度を下げ過ぎないよう注意して(できれば14〜16℃)飲むと美味しかったです。
このワインのコルクの状態はまずまず良好でした。(写真を撮るのを忘れてしまい、画像は無しです)
インポーターはラックです。
感想 色調は非常に薄めの金色です。グレープフルーツ、白桃、ナッツのような香がします。ミディアム・ボディで、ライチやメロンを思わせるような果実味が強く、果実味優位ではありますが酸とミネラルはそれなりにしっかりしています。フィニッシュも心地よい余韻が長く続きます。ドーヴィサのワインとしては外向的でリッチな味わいですが、そのおかげで今でも美味しく飲めます。シャブリとしては高価なワインですが、それ以上の値打ちのあるワインだと思います。